信じる者は救われる

2024年2月分

弟子

先生が治療の道に進まれたのは操体法という歪み直しの方法に出会われたからです。それも「万病を治せる妙療法」という本を読んだら治せるようになったという不思議な体験です。読んだだけで治せるようになる人はまずいません。(笑)

先生

私は人に前世があるという考え方はしない。いわゆる輪廻転生を否定する釈迦と同じ立場だ。ただ祖先の経験情報がDNAに最初から存在していると考える。それで私には生まれつき、治療の分野に他の人より適性、能力があったと言える。

弟子

そうでしょうね。先生は他の分野には全く向いていないと思います。(笑)正義感が強すぎ、他人との協調性はゼロ。

先生

私もそう自覚している。治療の道に出会わなければ落ちこぼれになっていただろう。(笑)だが医者にならずによかったと思う。まあ勉強が嫌いだからなれないだろうが。(笑)現代医学の検査は科学の進歩で優れている。あとは投薬が主体で、場合によっては手術になる。私は漢方薬も含め、薬が好きではなく、その代わりに温灸を使う。例えば病院では便秘には下剤、下痢には下痢止めが出る。胃酸過多には制酸剤、消化不良には消化促進剤が出る。

弟子

それが先生の場合は温灸だけで便秘も下痢も胃酸過多も消化不良も効かせられます。(笑)胃酸を出したり、抑えたりが温灸だけで出来るのは凄いです。先生の治療には薬はいらないのです。さらに殆ど独学で身につけられた操体法とルーツである正体術、派生である新正体法を自由に使われるので、便秘の操法、下痢の操法、食欲を落とす操法、食欲を出す操法、胃弱を治す操法、猫背を治す操法、喘息や心臓病を改善する操法とあらゆる状況に対処できます。(笑)

先生

まあ医者になってたら今の治療はできない。保険の点数にはならないし、医師会から嫌がられ、追放される。(笑)

弟子

温灸は薬的な効果で内科的なものに効きますが、整形外科的なものには効果が出るには時間がかかります。温灸は内臓病に良く効き、全身の炎症を抑える効果があります。痛み、病気、老化はすべて炎症があるので最高のものです。

先生

がんや認知症も炎症が重要な原因だ。炎症を緊急重症時は除き、抗生剤やステロイド、免疫抑制剤で抑えたらだめだ。そうしないと免疫機構が壊れてしまう。温灸は免疫力が過剰な場合は抑制し、免疫低下の場合は強くする不思議な作用がある。ただしどこのポイントに温灸するかが重要で、患部にすればいいというものではない。

弟子

以前坐骨神経痛で来たおじさんが「温灸なら自分でするからよか」と言って帰りました。鍼灸師が鍼灸をしても坐骨神経痛は難しいのに面白いおじさんだと皆で笑いました。坐骨神経痛を治せたら腕がよく、ベンツに乗れます。(笑)

先生

私は37年前の開業時から坐骨神経痛は温灸ではなく操法で治せた。治った患者さんが駅で知り合いの駅員さんに「坐骨神経痛が2回で治った」と話していたら、傍で聞いていた同じく坐骨神経痛の大工さんが「どこか教えて」と、その足で治療に来たという笑い話が有名。治せる治療師は食って行ける。整骨院は治せなくてもやっていける。(笑)

弟子

先生は温灸より操法の方が効果が強いと言われています。ただそれよりもっと強力なのが念力ですね。(笑)操法とは別にハンドヒーリングという指先で軽く触れて治す療法を長年研究されていますが、それを念力版にバージョンアップされました。こうなると誰が見ても何が起きているか理解不能で、治療を教えるスクールもやめられました。

先生

そうそう。念力はただ治れ~と思うのではなく、もとの実技バージョンがある。温灸以外の操法とハンドヒーリングは念力版にすることができた。だから思うだけで膝裏のグリグリを消したり大きくしたり、肩こりを消したりひどくしたりが出来るのだ。(笑)簡単に言えば、歪みを解消したり、逆に歪みを大きくしたりが出来るという究極バージョンだ。歪み直しが操体法の目的だ。身体と心の歪み直しこそ「万病を治せる妙療法」なのだ。

弟子

いつも思うのですが、思うだけで相手を良くも悪くも出来るのは天使か悪魔でしょう。(笑)皆様はそのような人に出会ったことがないので、平気で先生に失礼な言動をして罰が当たっていますね。(笑)

先生

私は他に念力を使える人を見たことがない。(笑)念力で相手を治すことが出来る能力は天からの贈り物だ。毎日治療し研究をしている。全く有難い人生だ。私は年中無休で死ぬ日まで治療と研究を続けて行くと言うと、大変ですねと感心されることが多いが、私は大変どころか面白くて仕様がないことをやっている。努力と言う言葉は嫌いだ。面白いことをやり続けることは楽しみでしかない。だが私の念力治療を世の中に公開することは出来ない。それは私がけちんぼだからではなく、公開しても誰にも私の念力は見えないから。(大笑)

弟子

そうですね。観音堂に治療に来てある方は殆ど、先生が念力の治療師ということは知りません。単なる整体師のおっさんと思っています。(笑)先生はそれでいいという考えですから。ただ遠隔治療を依頼される方は違います。先生を神様仏様観音様のように崇めています。今までの経緯で、現代医学で手こずるような症状、病気を先生が治されることを知られたからです。

先生

今まで説明してきたように、温灸は薬の効果。操法は整体の極致の歪み直し。ハンドヒーリングはキリストの癒しの現代版。これらを使い心身の歪み直しをしていけば、万病で苦しむ人たちも救われる場合が多い。苦しみの原因はその人自身の生活、心にある。そのことを受け入れたくない人は救われない。信じる者は救われるとは、盲信するのではなく、自分の生活と心を見直し、立て直し改善すること。その気がない人は救いようがない。