身体の歪みと免疫力

2023年12月分

弟子

先生は動きを診断に使われます。それを動診と言い、脚振り診断で全身の情報を引き出し、治療法も決められます。

先生

人間の身体は動きが重要なポイントだ。全身の動きがスムーズであれば、きついだるい、痛い苦しい、病気はない。当然、気分爽快、元気はつらつ、いつまでも若く毎日楽しい生活だ。これが例えば嫌なことがあると精神的ストレスとなり、身体中に色々なコリが発生、それが原因で立体構造の身体は歪み捻れる。ストレスとは本来建築用語で建物が歪み捻れることを指すが、操体法では身体を動く建物と考え、身体は色々な原因で構造力学的に歪み捻れる。精神的ストレスに限らず、スポーツや仕事、日常生活での肉体的な疲労でも、また細菌やウイルスに感染しても歪み捻れる。その歪み捻れが痛み、痺れ、病気の原因であり、また結果だ。

弟子

普通で言う病気でも身体は「吐汗下熱」すなわち、吐く、発汗、下痢、発熱などの症状だけでなく、身体は歪み捻れるのですね。その歪み捻れを調整してあげると、まず身体が楽になり、その後病気がどんどん治りだしますね。

先生

まあ病院の治療では歪み直しの概念、方法がないし、この理論は皆さんもなかなか理解が出来にくいだろう。

弟子

操体法は「万病を治せる妙療法」と言われます。先生の治療で膝腰の痛みから、子宮内膜症、がんにまで効果があるのを、私は日常茶飯に見ているので楽しくてしようがないです。

先生

私もこの治療で子宮内膜症やがんに著効があるのは不思議でしょうがないが。あえて言えば、歪み直しで身体を楽にすれば、精神的肉体的なストレスが解消し、細胞ひとつひとつが喜ぶのだろう。もっと学問的に言えば、身体の歪みが改善すると三位一体である神経系、免疫系、ホルモン系の働きが正常化するのだ。なぜなら私の操体法、念力の治療は私の脳神経が相手の脳神経にブルートゥースの様に通信し、脳神経を正常にチューニングするものだから。その支配下にある皮膚、髪の毛、筋肉、臓器、細胞など身体の隅々まで自然治癒力の恩恵を受けることになる。

弟子

では次は最近はやりの「免疫力を強くしよう」についてお話をお願いします。

先生

免疫力の根本は腎が司る。もう一つ重要な免疫力は腸内細菌の働きだ。腸内細菌を殺し免疫力を落とすものは抗生剤や抗がん剤などの薬、放射線。個人差があるが、その人に良くない食品。恐れ、不安などの強い精神的ストレス。

弟子

アトピーや花粉症、喘息などのアレルギー疾患は腸内細菌がダメージを受けた結果と言われています。昭和35年位からアレルギー疾患が目に見えて増えて来ました。その頃から抗生剤や化学薬品、農薬の使用が爆発的に増えています。これは歴史的、社会的にみて、立派な状況証拠と言えます。

先生

それまで人類史上なかったアトピー性皮膚炎がなぜ発生したか。昔から花粉は豊富にあったが、誰も花粉症にならなかった事実をよく考えてみなさい。抗生剤をはじめとする進歩した化学薬品のお蔭だと馬鹿でも分かるだろう。

弟子

今度のコロナワクチンの問題も、接種後の効果を見れば、大失敗と誰でも分かるのですが、まともな報道を政府、マスコミはしないで、ウヤムヤにしてしまいました。

先生

あれだけ接種後の死者が多いワクチンは人類史上で初めてだ。ワクチン接種者の方が未接種者より感染しやすいという信用できるデータ。致死率も接種者の方が高い。ワクチン接種の回数を重ねるほど免疫抑制が起きるという事実。これで貴方達の免疫力が生涯にわたり弱いまま。免疫力が弱いと病気になりやすい、治りにくい。免疫力が弱いとなりやすい病気の代表は帯状疱疹、肺炎、がんだ。最近、帯状疱疹になる人が増えている。そこで政府はもっともらしく帯状疱疹のワクチン接種を勧める。こういうのをマッチポンプと言う。自分で放火しといて喜んで消化活動をするTVや新聞、政府、厚生労働省、病院を全面的に信用したらひどい目に会う。少しは自分の頭で考えないとね。

弟子

コロナワクチンの後遺症で超過死亡が増えていて火葬場が渋滞しています。こういうニュースを見ても、まだ目が覚めないのでは、どうしようもないですね

先生

最近増えている病気、死因は心臓疾患、脳疾患、肺疾患、がんだ。成人は一人ももれなく、毎日数千個のがん細胞ができているが、その都度、免疫細胞が掃除をしている。しかし免疫力が弱い人は掃除が行き届かず、がん細胞が残り、それが残って「がんです」と宣告される。がんは転移すると言われているが、私は全身に毎日出来ているのだから転移とは考えない。切っても切っても、抗がん剤を使用しても、放射線をあてても免疫力が弱ければ次から次に出来てくる。コロナワクチン接種は免疫力を終生弱める作用がある。がんになるのは当然と考えて生きるべきだ。

弟子

お先真っ暗な未来ですが、救いの道はありますよ。観音堂先生が免疫力を正常化する治療をされています。これは今始まったことではなく、もとから先生の治療は自然治癒力、免疫力を正常化するものです。

先生

免疫力のバロメーターはひとつは身体の歪みだ。身体の状態は筋肉で決まる。筋肉のこりで骨格の配列は歪み捻れる。老化とは細胞、筋肉が硬くなること。歳をとると背中や腰、膝が曲がってくる。筋肉が硬いと力は弱くなる。筋肉が硬いと免疫力は弱くなる。硬いからと揉んではだめだ。動くことでほぐした方が良い。操体法は動きで筋肉をゆるめ、同時に骨格の歪みを矯正できる至福の操法だ。それも楽な方にだけ動くという逆転の発想。