親の因果が子に報い

2021年1月分

弟子

先生は毎日毎日治療を続けてワンパターンの生活をしてありますが、飽きることはないのですか?

先生

これは何十年続けてきても飽きないものだ。だから体が大丈夫な限り、死ぬまでやり続けるということだ。

弟子

好きな仕事をしてあるので、年中無休で死ぬまでというのは、先生にとって大変なことではなく、むしろ楽しくて、幸せなことなのですね。(笑い)

先生

そうだな。仕事をやめたら生きがいはなくなる。サラリーマンが定年後如何に過ごすか悩むのが分かる。(笑い)

弟子

何れにしても健康でなくては働き続けることはできませんね。ただ長生きをするだけではなく、働ける、自分のことは自分で出来ることが大事ですね。観音堂で先生と治療をしていて思うことは、その方が不調になったのはその方自身に問題がある場合が多いと感じることです。

先生

それに気が付いたのは進歩だ。(笑い)殆どの場合そうなったのはその人に問題がある。もちろん、先祖からの因縁というものもある。いわゆる「親の因果が子に報い」だ。何万年も延々と続く連続版だな。分かりやすく言えば、遺伝的なもの。私は死後の霊は存在しないという釈迦の考えと同じ立場だが先祖の情報は全て生きている子孫に伝わっている。

弟子

先祖からの遺伝が重要なファクターですね。先祖からの遺伝子情報によって細胞の集まりである体はできます。それを土台として、あとはその方の考え、生き方で人生は決まって来るのですね。

先生

人間は先祖の遺伝子情報で細胞、体は出来るのでスタートラインでは平等ではない。それでもその土台で生きて行くことになる。先祖供養という、ないものねだりより、情報として自分の中にいる先祖に感謝すると良い。良い情報と良くない情報があるが、受け入れるしかない。遺伝子情報は姿形が遺伝するだけではなく、気質や特性も決まる。例えば手先が器用か不器用、絶対音感があるかとんでもなく絶対音痴。(笑い)これは私の考えかと思っていたら、同様な考え方の遺伝子学者がいることに最近気が付いた。

弟子

それはありますね。例えば長距離走は練習で少しづつ伸びますが、短距離走は練習してもそれほど伸びません。これはもろ遺伝的なものです。だから素質、才能がある分野で努力していかないと実を結びません。(笑い)

先生

面白い。その通りだ。私も今の分野にしか向いていない。(笑い)そこにたどり着くまでは五里霧中、暗夜行路だった。(笑い)子供の将来を考える場合、よく観察して行かないと道を誤ることになる。

弟子

話は変わりますが世界中で相変わらずコロナの勢力が衰えないですね。ただ日本では死者の数が3100人を超えたところでアメリカやヨーロッパと比べると格段に少ないです。これも人種の遺伝的な特徴が関係していますか?

先生

当然そうなる。日本人はアジア人の中でもDNAに特徴があり、他のアジア人とは違う。アメリカ、ヨーロッパ人とも大きく違う。日本人がコロナウイルスに感染して重症化する比率は西洋人の百分の一だ。死者の数が少ない意味が分かっただろう。それと世の中はインフルエンザとコロナウイルスのダブル流行で大変だから予防接種を受けなさいと大合唱だ。(笑い)日本では12月25日現在コロナ感染者が21万になっているが、実際は潜在的にその百倍以上あるだろう。以前にも話したがコロナ感染者はインフルエンザにはかからない。インフルエンザ感染者は少ないだろう。

弟子

マスコミは全くそいうことを書かず、騒ぎ立てるばかりです。(笑い)無知なのか、知っていても無視して大騒ぎするのが好きかでしょう。(笑い)皆様もあまりマスコミを信じ過ぎない方がいいと思います。

先生

日本人は風邪に効く薬はないというのに世界中で一番病院に行く。(笑い)おめでたい民族性。教育は行き届いているし、医学情報は手に入るのに、自分で考えたり、判断できず、医師や政府、マスコミ頼りの人達が多い。だから癌も認知症も世界で一番多いはずだ。(笑い)世界で一番病院と薬が好きな民族だから当然そうなる。

弟子

先生は医学を否定しているわけではなく、本当の医学を研究されています。現代医学には優れた検査といういい点があります。ただ治療が投薬と手術という極端な面があり、がっかりします。先生が薬や手術ではなく治せるものは多いのですが、先生に巡り合わない方達は不運です。まあ病院で治らない時に観音堂に来られれば半分の方は助かるでしょうが。(笑い)

先生

まあこれ以上来られてもくたびれてしまう。(笑い)40年もこういう研究を続けて来て、まだ時々ああそうだったのかという感動がある。忙しすぎると治療はできるが、私の本来の目的である研究はできない。私の治療は最近は特に脳神経情報のインプット(データ入力)がメインになってきた。これをするには念力という出力パワーがいる。スマートフォンやパソコンをする人は分かられると思うが、ブルートゥースという転送システムに例えられる。相手の脳神経細胞にデータを送り治療する。

弟子

確かにブルートゥースだと無線でデータを送れていますね。ただそれでも数十メートルという有効距離があります。先生の場合は遠隔治療では無限大に届くようです。(笑い)対面治療では先生が念を送り、相手の反応を感知して診断即治療をされます。遠隔治療の場合は先生は千里眼ではないので(笑い)相手の反応が見えません。その場合は対面治療が念力治療としたら、遠隔治療は先生が相手のために漠然とした祈りではなく、具体的な治療を念じるという形になります。