減塩の効果

2024年5月分

弟子

桜の季節は過ぎエアコンが必要な陽気になりました。これからは心小腸の季節ですが何に注意すればいいですか?

先生

「暑さは心を破る」心臓に問題がある人は暑さに弱い。脱水症状、不整脈、狭心症、心筋梗塞が起きやすくなる。

弟子

夏の暑さで高齢者がエアコンもつけず室内で亡くなるのは脱水症状で意識不明になり、心肺停止に至るのでしょう。これは政府の減塩政策が一つの原因と思われます。

先生

汗がでると体内の塩分は減少する。そこで水分を十分にとるとさらに塩分は薄くなる。ここで言う塩分とはミネラルが63種類含まれるものを指す。海水にはその63種類のミネラルが含まれる。面白いことに人体の塩分濃度は海水と同じ。63種類ミネラルの濃度、比率も同じはずだ。これを見ると大昔、人間は海から発生してきたと考えられる。

弟子

それは凄いことですね。それなのに減塩をしたらミネラルバランスが崩れ、健康は保てません。さらに言えば、日本では1949年から1985年まで専売公社法というのがありました。そこでは日本伝統の塩田での塩製造を禁止して、塩田の塩を販売できないようにしました。専売公社の塩は海水を電気分解して作成しました。これはNaclといい塩化ナトリウムです。1種類のミネラルしか入ってない塩とは言えない化学薬品です。

先生

少しは皆さんも考えて欲しいな。専売公社の塩では健康は保てない。塩を摂りすぎると良くないというのはその塩だ。医者の中には1日6か8グラムに減塩しなさいと言い、その時Nacl塩であるか塩田塩であるかは問わないという阿保がいる。こういう医者は身体の仕組みが全く分かっていないスカスカ頭だ。人体はミネラルバランスで成り立っている。特に脳神経はそうだ。ミネラルの過不足で神経の伝達に異常が出る。例えば手足がしびれたり、色々な部分が痙攣したりする。

弟子

先程の高齢者の熱中症死もそうですね。スポーツで汗をかき、水分だけとってもミネラルが不足すると足がつったり痙攣が起きます。重度になると呼吸筋、心筋が痙攣して心肺停止になります。先生が以前から言われている「人間の身体は車のバッテリーに似ている。バッテリー液が劣化するとエンジンはかからなくなる。」また脳神経をコンピューターと考えてあります。「ミネラルの過不足があると脳神経の働きに異常が発生する。進めばパーキンソン病、線維筋痛症、アルツハイマー型認知症など。私の治療は脳神経の正常化だ。薬も脳神経に障害を引き起こす。」と説明をされています。

先生

サプリメントや薬でミネラル過剰になっても問題が起きるが、ここではまずミネラル不足の問題を話そう。塩すなわちミネラルが不足すると、骨粗鬆になる。なぜかと言うと骨は殆どミネラルでできている。だからその不足を骨を溶かして補充する。また例えばカルシュウム不足が骨粗鬆の原因と考え、過剰にカルシュウムをサプリメントなどで摂るとダメだ。カルシュウムは水溶性なので1日10単位必要なのに50単位摂ると、10単位を残して40単位排泄してくれると思うだろう。だが50単位すべて排泄する。良かれと思いしたことが逆にカルシュウム不足を呼び骨からカルシュウムを溶かし補充するので骨粗鬆になる。老人介護施設で骨粗鬆予防にカルシュウムサプリを飲ませている所は入居者全員が骨粗鬆だという実話がある。サプリを飲んでない施設の方が骨粗鬆は少ない。

弟子

欲張りはすべてを失うという寓話がありますね。何事も過ぎたるは及ばざるごとしです。薬やサプリメントを摂りすぎると体に色々な異常が起きます。だから病院に通っている人たちの半分は薬の副作用と医師が言っています。そして病院に通っている人たちのうち30%しか治らないとも正直な医師は言っています。医師の中にもましな人はいます。

先生

そうだな。ただそういう人は少数派なので、そういう人を見つけると良い。さて塩分の話に戻るが、塩分と高血圧の関係も面白い。日本を初め世界各国の医療機関が塩分を1日6~8グラムに制限したグループと制限なしのグループに分けて長期間調査している。それがなぜか無制限の方が血圧の数値も良く、脳卒中の頻度も低いという結果が出てる。それでも塩分が高血圧の原因と言い張るには無理がある。統計と言うのは科学的な考え方だ。理論より事実が大事。

弟子

高血圧の原因さえ間違っていたらどうしようもないですね。コロナワクチンの時もそうです。接種者のほうがコロナに感染しやすい、致死率も高いというデータが日本でも諸外国でもはっきり出ているのに、日本政府、日本の医療機関は認めない。塩分と高血圧の件も先程述べられたことが事実でも認めない。そういう国や医学は信用できないです。

先生

まあそういうことが世の中では普通に多い。だからこそ、このページを読んで色々学び、真実を見分ける目を持てるようになりましょうというお勧め。「汝、正しい知識を持て」が釈迦の金言だ。

弟子

ネイチャーという世界一権威がある科学雑誌に発表される医学論文でさえ、10年後には9割が間違いだったとなるそうです。そうやって間違いを修正しながら、どうにか真実の道に進むのが科学でしょう。

先生

なかなかいいことを言うね。同様に私の治療も試行錯誤しながら進歩して来た。だから当然ゴールはない。毎日毎日実験を繰り返し、正しい道に近づくように軌道修正をしながら治療をしていくのだ。 やさしい例で話そうか。腰痛の患者さんが来た。昔は腰の5番が悪いとか、腰方形筋が弱いとか考えて治療をした。今は腰に触ることはない。動きで診断する動診でその人のタイプを見つけ、あとは操体法でやるか、10秒2点接触でやるかを決める。それで椎間板ヘルニア、狭窄症、ぎっくり腰でも治る。温灸や経絡治療、指圧、整体では効果は弱い。これは腕ではなく判断力の勝負だ。