観音様に聞いてみよう

2017年10月分

弟子

先生は治療の時に誰かに「これはどちらをメインにしますか?」とか聞いてありますが、自問自答ですか?

先生

それは観音様に聞いているのだ。もちろん私の中の観音様にだ。診断の時も治療の時も聞いて参考にする。

弟子

その観音様は先生が以前言われていた「誰もが自分なりの観音様を創造しているのだ」の観音様ですね。

先生

その通り。誰もが自分なりの観音様を創造している。過去現在未来を通じ、本物の観音様は実在しない。貴方達が思い描いている観音様は自分が創造したものだ。そのイメージを映像化したものが観音菩薩像だ。

弟子

観音菩薩は過去に実在した仏ではないのですね。さらに先生は以前から「仏には如来と菩薩があるが、双方とも生きた人のこと。死んでから仏になるのではない。この世で仏道を成就し悟りを開いた人が仏だ」と。

先生

釈迦はヒンズー教が言う輪廻転生を否定された。すなわち死後の世界、霊魂の存在をすっきりと否定された。

弟子

今の仏教とは大違いですね。でもお釈迦様が言われた「死んだらきれいさっぱり無くなる」のは有り難いです。

先生

そうだな。私が以前から言っているだろう。私がもし最後の審判者だったら、天国に通すのは100人中1人だ。あとの99人は地獄行きになる。殆どの人達は、死んでからも未来永劫苦しまなくてはいけないな~。(笑い)

弟子

それはえらいこっちゃ!。(笑い)それを皆様は考えていないですね。自分は天国、極楽に行けると信じていますからね。(笑い)先生の目から見たら、この世でまともな人はそんなに少ないのですね~。

先生

仕方がない。人間とはそういうものだ。あの世があろうとなかろうと、この世ではちゃんと生きなくてはいけない。

弟子

分かりました。ただなんとなく寂しいですね。死後の霊がないとしたら。先祖供養は無駄ですか?

先生

そんなことはない。先祖供養は自分達のためにある。亡くなった人は自分の心の中に思い出として残っている。それは自分が創造した霊だ。そうだとしても、心の中で亡くなった方を大事に思ってあげなさい。

弟子

そうでした。思い出の中には生きているのですね。先生が言われていることがようく分かりました。さてさて話は戻りますが、先生が治療の時に話しをされている観音様ですが色々なことに答えてくれるのですか?

先生

聞いたことには答えてくれる。この観音様は私の潜在意識ともいえるので、たまに間違うこともある。(笑い)ただ私一人で判断する時よりも、格段に診断も治療も進化した。新しい経絡図にないつぼも発見した。念力の使い方もだんだん進化して、以前話した「安かれ」で癒しができるまでになった。さてヨーガでは人は三重構造になっている。すなわち目に見え、さわれる肉体。次は姿形はあるが夢の中のような、うすらぼんやりとした幽体。さらにもう姿形はない見えない空気みたいな霊体。私が念力治療で使うのは幽体や霊体だ。

弟子

幽体は幽界に、霊体は霊界に存在するでしょう。先生はそこに行ったり来たり、出入りをしてありますか?

先生

幽界や霊界は現実界と重なり合い同時に存在する。だからいちいち幽界や霊界に行く必要はない。現実界で十分。ここで治療を例にとってみよう。現実界では私が触れた途端に楽になったり重くなったりするだろう。(笑い)幽界では触れずに私が思うだけで楽になったり重くなったりする。霊界では私の潜在意識が働いて私が知らないうちに相手を良くしたり悪くしたりする。最後のは少し怖いかな。だから私を怒らせてはいけないな。(笑い)

弟子

よく分かりました。傍で先生の現実界、幽界、霊界を使った治療を拝見していますので、先生を怒らせないように細心の注意をはらっています。(笑い)患者さんの中には赤信号の方がいますから興味深く観察しています。

先生

さて私は相手に触れなくても、思うだけで変化させることができるので遠隔治療ができる。そして相手の情報が少なく、相手をイメージしにくい場合は霊体を使い治療をする。その場合は私の潜在意識が働いてくれるのだ。

弟子

先生の念力は普通の方がイメージするものとは違います。弘法大師や役行者の念力とも違います。ことさらに集中をしないで普通の状態で念力を使えるのは驚異的です。もう人間とは思えませんが、先生は人間でいたいのでややこしくなります。(笑い)先生が治療や遠隔の分野以外ではあまり念力を使われないのも感心します。

先生

久留米市で30年ぼちぼち治療をしてきた。全国には遠隔治療で対応してきた。世の中を変えようとか大それたことを考えず、あと30年ほどこれを続けていけば、人の世の中のことも少しは理解できるかもしれない。(笑い)

弟子

先生は世間一般ではとうに定年を過ぎたお年ですが、まだここで道半ばですからね。ヨーガや治療で健康を保っておられるので、そのお言葉が当然に聞こえます。先生の治療を受けられた中年、老年の方達は自然に若返りが見られます。先生の場合は老化が遅く若さを保っているのです。(笑い)

先生

あまり年のことを考えず、体が動けば働ける。皆さんも自分のことは自分でするようにしてもらいたい。そのためには観音堂に毎月顔を出し、若返りの恩恵を受け、正しい知識を身に着けるとよい。そうしたら老後の心配をせずに済むだろう。美味しく食べて、気持ちよく寝て、気持ちよく出せば何も心配はない、幸せな毎日だ。(笑い)

弟子

体が調子よくないと食事も美味しくなく、眠りも満足できず、便秘や下痢にもなります。色々不安感もあるでしょう。昔から恐れが腎を破ると言われています。若さの根源である腎が弱れば老化が進んでいくのですね。

先生

恐れ不安をなくすには腎臓の調子をよくすることだ。そのために観音堂で治療を受けるのがいい。(お勧め)私と共に進んでいけば恐れ不安から解放される。楽しい人生を過ごし、時が来れば静かにさよならしよう。(合掌)