生きるということ

2020年5月分

弟子

世の中はまだまだ大混乱です。先生はコロナの健康被害だけでなく、経済的な打撃のことを最初から言われていますね。私達はどのように対処して行けばよろしいでしょうか?

先生

これは難しいぞ。運次第かな。(笑い)会社自体が傾いたり倒産すれば、本人が頑張っていてもどうしようもない。会社はどうにか、やって来たがコロナが引き金の世界的大不況でほとんどの会社が苦しくなった。いつも言っているように自然界では大災害が周期的に起こる。また人間の社会では好景気の時もあり、不景気の時もある。こういうことは起こるべくして起こることだ。

弟子

仏教の教えみたいですね。何時までも同じものはないというような意味の言葉がありました。

先生

科学の分野でも同じだ。物質は常に変化する。何時までも同じではない。人間の社会でも同じだ。今は特に変化が激しい時代だ。よく10年後にはなくなる仕事の予想が出ている。時間のズレはあるとしても凄く参考になる。子供達はそれを参考にして仕事を決めないと、あとで後悔することになる。

弟子

凄まじい科学の進歩ですね。特にIT、人工知能の分野では目を見張るものがあります。

先生

将棋、囲碁の分野では人工知能AIに人間はもう敵わない。自動運転も凄い。手術も医師よりロボットの方が優れている。だんだん人間の出番は少なくなって来ている。(笑い)

弟子

コロナ不況での失業は今の危機ですが、少し先はAI失業が来るんですね。ではどんな仕事が残るのですか?

先生

人との触れ合いが大事な介護士、宅急便のドライバーなどは必要だ。あとは私みたいな考える人だ。(笑い)

弟子

最近は世界的に大変なことが続々と起きています。そして歴史的に見てみると同じようなことが、以前もありました。それを繰り返しながら人類はどこに向かうのでしょうか?

先生

人類はいずれ滅亡することになる。それは核戦争ではなく自然の流れによる。最後の審判、ハルマゲドンが何回も起きてくるだろう。といって、すぐでもなく、恐れる必要はない。私が言う1パーセントの人類が生き残る。

弟子

映画で見る大洪水、ノアの箱のようなハルマゲドンは神のおぼしめ召しでしようか?

先生

いやいや自然現象だ。いつも言っているだろう本当に神がいたらこんな不道徳、不謹慎な人類はすぐ消される。人間は思い上がりがはげしい。

弟子

いつも先生は手厳しい。(笑い)さて話しは変わりますが、これからの私達の生きる道を教えてください。

先生

まず生きるということは何だったかな。そう「食べて、寝て、出す」だった。最低限それができれば幸せと思おう。最近は食品の買い占めがおきているが、本当に必要なものは何か?雑穀米と味噌汁だ。あとは煮染めがいい。調味料は塩、味噌、醤油、菜種油、ゴマ油が必要だ。もちろんここで売っているマクロビオテックのオーサワ食品がいい。酢や香辛料は楽しみに使えばいい。

弟子

ご飯と味噌汁が中心ですね。それだと買い占めで飛び回らなくていいです。(笑い)農家の方だと全く心配ないですね。それでは次の寝ることはどうですか?何時間くらい寝たらいいでしょうか?

先生

人それぞれだ。長く寝る必要がある人もあり、短時間でいい人もる。普通は夜10時から朝5時の7時間で十分だ。そしてぐっすり寝るわけではなく、時々目が覚めているのが自然だ。私の場合は大体いつも目が覚めていると言ったら誰かが「ガーガーいびきをかいてますよ」と。(笑い)ただいびきをかいていても目は覚めているのだ。(笑い)

弟子

不眠症とは無縁ですね。先生は不眠症の方に眠れないなら起きて働けと言われます。(笑い)

先生

さて出すの話しに入るか。三食食べれば三回出ても良い。出にくい人は大変だ。どうにかして欲しい。(笑い)

弟子

最低限この三つは改善して行きましょう。食べるのは最大の愉しみなのに、美味しく食べれないとかわいそうです。夢を見ながら寝るのも、この世の天国なのに、寝るのが苦しいのはもったいない。排泄も快感なのに出し渋るのはきつい。ネコは排便のあと、嬉しそうに駆けだします。(笑い)

先生

そうだな。体が快調なのが大事な条件だ。そう保つのは難しいこともあるだろう。調子が悪くなったときは少し反省をして生活を改善して行こう。

弟子

人はいろいろなことを求め過ぎるのでしよう。はっきりいえば欲張りですね。(笑い)

先生

そうだな。人のことを気にせずに自分の道をマイペースで進みなさい。私も治療の道を40年近く進んで来た。経験を積むうちに治療はテクニックではないことを悟った。ただしこの話は他の治療師に参考にはならない。テクニックは十分にある。そのうえに気迫がある。もちろん他の人がみて分かるものではない。

弟子

それは先生の気持ちが乗るということでしょう。だから「先生に好かれるようにしなさい」といつも患者さんに言っているのです。横着な態度や傲慢な態度では治るどころか、罰が当たるでしょう。(笑い)

先生

念力とは感情の賜物だ。私が35年昔、公開の実演で来ていた人の寝違えを、1分で治したのもテクニックではありえない。また別の公開実演で3ヶ月痛かった五十肩を1分で挙がるようにしたのもありえない。この人は整形で急性期、炎症がひどいと言われたそう。そのご後治ってしまった。そういう話しはたくさんあるが、見世物でしかない。やはり苦しんで、自己反省が必要なのだ。(笑い)