免疫力を正常に

2020年4月分

弟子

コロナウイルスが世界中に拡散しています。私達はこの脅威に対し、どう防衛していけばいいですか?

先生

感染しないようになるべく外出を控え、人と会わないことだ。ただそれでは学校や仕事に行けないので困るな。

弟子

そうなんです。どうしても通勤、通学でバスや電車に乗らないといけない方達は多いのです。マスクをして、石鹸で手洗いをしても感染を防ぐことはなかなか難しいですが、もし感染した場合はどうしたらいいでしょうか?

先生

コロナウイルスに感染した場合、高齢者、高血圧症、糖尿病、体が弱い子は重症化しやすい。感染しても免疫力が正常な85%の人達は軽い風邪程度で済む。有効な薬がない場合は特に免疫力が一番大事なのだ。

弟子

先生は以前から免疫力の働きの根源は腎だと言われています。これを少し分かりやすく説明して下さい。

先生

例えばアトピー、喘息、花粉症は、腎の働きの異常で起きる。免疫力が過剰に空回りしている。反対に免疫力が弱いとなる病気は帯状疱疹、肺炎、癌などだ。それに対して最初のアレルギー疾患は免疫力が強すぎて敵味方なく攻撃する。これは車のエンジンに例えれば分かりやすい。(笑い)免疫力が弱い、低回転だとアイドリングが不安定だしエンストしやすい。免疫力が過剰すぎると、アイドリングが高くなり、燃費は悪くなり、オーバーヒートしやすい。アイドリングを調整できると車は快調になる。私は腎の治療を通して免疫力を正常化する。

弟子

先生が言われる腎とは腎臓、膀胱を中心としたエネルギーの流れと、その働きのことです。そのグループが支配しているのは髪の毛、耳鳴り、難聴などの聴覚、のど、腎臓、副腎、膀胱、子宮、卵巣、精巣、歯、歯茎、骨、骨髄、腰、膝、手首、脳神経、自律神経、視神経、ホルモン系、網膜、冷え症、手足頭の震え、アトピー、喘息、花粉症、リュウマチ、自己免疫疾患、高血圧、糖尿病など殆どすべての治りにくい症状病気です。(笑い)

先生

そういうものが本当に腎の弱りが原因とすれば腎の治療で治るはずだ。ところが腎を治せる病院の薬、漢方もない。(笑い)だから先ほどの症状病気は私の所以外ではまず治りにくい。(笑い)私は笑って待つのみだ。

弟子

先生はあまり説明をしない、説得をしないことで有名です。(笑い)その方が先生の存在に気が付いて来られたら、ぼちぼち治療を始められます。それでも「縁なき衆生は度し難し」の通り、合わない方は去って行きます。

先生

殆どの症状病気は自己責任で起きている。そのことを説明しても受け入れられない人は去るしかない。私の治療で貴女が話した色々な症状病気が改善した時に、腎の働きが回復し、すなわち免疫力が正常化したのだ!そして改善した時その人は誰が見ても若返っている。(笑い)さてここで高血圧や糖尿病の人はコロナウイルスに感染したら重症化しやすいのはなぜか考えてみよう。高血圧や糖尿の薬である降圧剤や経口血糖降下薬は腎臓を悪くする。人工透析になるのはその人達からが多い。すなわちその人達は腎すなわち免疫力が弱い。

弟子

確かにそうですがその方達は薬を飲まないわけにもいかないでしょう。(笑い)

先生

その病気は生活改善が必要なものだ。あとは本人の自覚に任せるしかない。

弟子

そうですね。本人がどうするかは決めることで、私達はアドバイスをする役目です。なかなか生き方を変えられる方は少ないのが現状です。先生は「なるようになる」という考えで、説得はされず、高見の見物です。(笑い)

先生

貴女も10年私の傍で治療を手伝って来たので、その人が今の状態になった原因が分かり、原因があり結果がある因果応報の原理が理解できただろう。ああそれなのに自分のことは省みず、治る薬を、治せる先生を探す人ばかりだ。(笑い)指導しても自己反省がない人を、私は治療はしたくない。(笑い)

弟子

世の中に不思議なことは少なく、すべて当然起こるべくして起きることが分かりました。先生の言われることを理解できれば皆様も目が開き、安定した心境になられます。穏やかで面白い楽しい人生が過ごせます。

先生

ここで言う免疫力とは細菌やウイルスなどの外的侵入を防ぎ殺す役目だ。また体内に遺伝子異常で自分が作り出した癌細胞を消してしまう働きもある。免疫力には体温が重要なファクターであり、体温が低いと免疫力は弱い。体温が高いと免疫力は数倍強い。病気で熱が出るのはそのためだ。せっかく体が自動的に体温を高くして免疫力を高めているのに、解熱剤を使って熱を下げるのは愚の骨頂だ。(笑い)

弟子

皆様高熱が出ると脳がやられるので危険だと信じています。インフルエンザで急性脳症で亡くなる方がいますが。

先生

体温計は43度までしか目盛りがないだろう。43度の高熱が出ても脳神経細胞や全身の正常細胞は耐えられる。先ほどの話にも出たが、細菌やウイルス、癌細胞は免疫力が働き殺してしまうのだったな。高熱が出ると免疫力が最高レベルになり癌細胞も死んでしまう。正常細胞は死なない。こんな高度のシステムが体には備わっている。

弟子

その話を伺うと医学のレベルが怖くなります。解熱剤で熱を下げると皆様は効いたと思うのでしょうが、細菌やウイルスは爆発的に増え、脳脊髄液に侵入し、ウイルスが脳神経細胞を破壊します。助けるどころか殺しています。

先生

はっきり言えばその通りだ。からだの仕組みを医師を初め皆さんに、もっと理解してもらわないといけない。私の治療システムは脳をコンピューターに例えればコンピューターソフトの調整だ。脳のシステムはAI人工知能と同じだ。例えば私が肩こりや頸椎、腰椎ヘルニアを治すとき、相手の手に触れるか、歪み直しの自動調整ソフトを念力を使い相手に触れずにブルートゥースみたいに無線で送る。そうすると相手の体はコンピューターである脳神経細胞を通して細胞レベルで瞬間に変化する。もちろん良くも悪くも自由自在なので神様もビックリ。(笑い)