年をとるのも楽しいものだ

2020年2月分

弟子

お正月はおせちを食べれて嬉しいのですが、また年をとってしまいます。できれば年はとりたくないです。

先生

貴女はそういうが、案外年をとるのも楽しいものだ。容姿の衰え、体力の低下は仕方がないが、そのスピードを遅くすれば良い。そのためには暴飲暴食を止めて、規則正しい日常生活にする。睡眠をちゃんととる。と言って寝過ぎも良くない。心拍数を高め過ぎる激しい運動は止めて、日常生活の中で良く動くようにする。

弟子

先生は前から中年以降はジョギング等はやらない方がよいと言われていました。それは老化を早めるのですね。

先生

そう死に急ぐことはない。皆さんは運動をしないといけないと洗脳されている。それより日常生活で掃除、洗濯、料理、買い物などを自分ですることで十分運動になる。前から言っているが、老化とは細胞の集まりである体が硬くなること。それには筋肉も内臓も血管も頭も含む。(笑い)食べ過ぎると体は硬くなる。粗食でも硬くなる。睡眠不足でも睡眠過多でも硬くなる。座り仕事で動きが少ないと硬くなる。激しい運動、重労働でも硬くなる。

弟子

寝過ぎても良くないのですね。(笑い)体が硬くなることが老化ですから、前々回に話されていた体の磁場を乱すものにも注意が必要ですね。皆様は運動不足で体が硬くなると思われていますが、色々な原因があるのですね。

先生

先ほども言ったが、筋肉が硬くなるということは、体の中身の筋肉である内臓や血管も硬くなり、全身の老化が進む。子供でも体が硬いと同じ。全身の細胞ひとつひとつが悪い状態になり体は硬くなるのだ。

弟子

体が硬いのは柔軟運動だけでは改善しませんね。食事をはじめ、生活を改善していく必要があります。まあはっきり言えば、先生の治療や生活指導を受けたり、先生とヨーガをすることですね。(笑い)

先生

そう治療を受けるだけなく、私の話を聞いて生活の改善を図ることだ。ヨーガも世の中にあふれているが、私のヨーガはここにしかない。ヨーガは見た目を真似してもそれは柔軟体操にすぎない。

弟子

先生の念力はヨーガをすることで開発されたのです。人を治療すると自分が疲れるという治療師たちがおられますが、先生の場合はかえって元気になられます。(笑い)念力を使うことで、さらに先生の知識やパワーはアップします。まず自分の体を念力でコントロールできるようになって、初めて人の体をコントロールできるようになります。

先生

その人の生命エネルギーは姿形に現れる。だから観音堂で治療を受けて帰られる人は生き生きとして目が輝き、肌艶が良く、姿勢が良くなり、声も元気になる。弱っていた生命エネルギーが念力で充電されたのだ。(笑い)

弟子

それが若返りですね。外側の化粧、服装での若返りではなく、内側からの本当の若返りです。20年ぶりに治療に来られた方が「先生は以前と全然変わりませんね」と言われましたが、同様のことを皆様言われます。

先生

もしかして私が昔から老けていたということではないか?(笑い)私は治療をして疲れることはないが日常生活のリズムが乱れると疲れる。1日も休まずに死ぬまで治療を続けて行くのが自分のためにも一番良い。(笑い)

弟子

それは皆様も助かります。(笑い)患者さんが「先生が長生きして治療をして頂けないと困ります」と言われることが多いのですが、私は「あたし達の方が先に行く可能性が強いですよ」と言うと「そだね~」と大笑いになります。

先生

そう先の心配をせずに皆さんは今のことを考えるべきだ。以前から「人生とは食べて、寝て、出す」という真理を話しているだろう。その三つが良く出来ていないとその人はきつい人生だ。それらを快調にしていけば楽しい幸せな日々を送れる。その時この世は天国と言う。(笑い)あの世に天国はないから死んでからのことを心配するな。(笑い)

弟子

天国とは案外身近にあったのですね。体が快調であれば心も安定します。まず生活を改善して体を柔軟にすることが、はじめの一歩です。そうして毎日楽しく過ごし気が付いたらもう終点に来てたという感じがいいですね。(笑い)

先生

そのためには私の話をよく聞き、このヒーリングスペースニュースを以前からの分も読みかえすことだ。毎月1回出しているので、もうすぐ24年になる。285回分を読むのは大変だろうが、これを読まずにこの世を去ると、その人は生まれてきたかいがない。時々この話を読むといいことがある。眠れない時に読むと眠くなるという噂もあるが。(笑い)

弟子

生きていくために皆様に必要な生活のバイブルですね。(笑い)先生は治療をなりわいにしてありますが、実際は人生の研究者です。(笑い)そして生きる意味を考える哲学者です。先生は若い頃は社会に適応出来ない落ちこぼれでした。(笑い)それが今では念力の行者として皆様を助ける役目を果たしてあります。さらに神仏に代わりお願い事を受ける役目もされます。病気平癒だけでなく、子宝、受験、就職、厄除け、安全などの祈願をされて神社、お寺の仕事まで奪ってあります。(笑い)これはひとえに先生に天与の念力がそなわったからです。ここで言う先生の念力とは他のものとは天と地ほど違うものです。先生の能力は、すでに手や額から発する念力ではありません。ただただ先生が念うだけで状況を変化させるものです。その段階に達した人間を古来から菩薩と呼びます。(笑い)

先生

そうだな。私が考える、念うだけで相手の体が良くなる、悪くなるのは不思議だ。(笑い)そして体のことに限らずその人の運命にも私の念力は関わって来る。前回にも話したが私達は世の中にあまり関わらない傍観者であるので、依頼がないことには手を付けない。そうやって世界中を眺めていくと前回のテーマではないがこの世界は面白すぎる。(笑い)特に人間のことは興味深い。「なるべくしてなる」「無知は最大の病である」が見事に現れている。

弟子

私も同感です。(笑い)先生の所に来てから人間や社会、歴史、地球への見方が変わり、目が開きました。