起こるべくして起きる

2019年10月分

弟子

最近は台風や大雨で大きな被害が出ています。先生が以前から言われていたことが続々と起きて来ています。

先生

平穏な日常が急変して苦しんでおられる人達が多くお気の毒だ。これからは皆さんも災害が起きることを予測して、色々な準備をしておかなくてはならない。水や食料の確保、寝る場所の準備、調理器具の用意など。

弟子

それだとキャンプが出来る人はいいですね。(笑)さらにキャンピングカーが注目を浴びているようです。

先生

そうだな。私もキャンピングカーが欲しい。(笑)水の問題は観音堂で取り扱っているハーレーⅡがあるし、食品も観音堂ショップで色々販売しているので大丈夫だ。(笑)調理もカセットコンロを使っているので屋外でもいい。

弟子

観音堂には食べ物は豊富にありますね。(笑)千葉の様に停電した場合は冷蔵庫の食品はすぐダメになります。

先生

少し昔のことを思い出してみよう。私が子供のころは電気冷蔵庫はなかった。ブリキの冷蔵庫があり毎日氷屋さんに行き、氷をブロック状にのこぎりで切ってもらい持ち帰っていた。(笑)氷は解けて水が下に貯まる仕組みだ。その頃は専業主婦が普通で、毎日夕方になると八百屋さん、魚屋さん、肉屋さんに買い物に出かけていた。

弟子

のんびりした時代でしたね。先生から以前にお聞きしました。商品は新聞紙に包んでくれたそうですね。釣銭は上からゴムでぶら下がったかごにあっても誰も取らないと。(笑)豆腐は自転車でプープーと売りに来るので鍋を持って呼び止めた。各戸にポンプ井戸があって長い棒を上下させて水を汲み上げて水槽に貯めた。フロに水を入れるのは先生の役目でかなり時間をかけて汲み上げていた。井戸水は冬はぬるく、夏は冷たくスイカを冷やせた。

先生

貴女にはそういう話をよくしていたので耳にタコだな。(笑)夏はうちわと扇風機、冬は火鉢と練炭コタツで快適だ。井戸水で冷やしたスイカは塩をかけて食べる。漬物は重い石をのせた樽で塩漬けして薄暗い小屋で熟成する。

弟子

昔は塩分を十分に摂っていたので骨粗鬆や認知症が少なかったです。熱中症で死ぬことも少ないし。

先生

そういうこと。熱中症は塩抜けだ。減塩をさせて骨粗鬆症が増えた。認知症が増えた。熱中症で死ぬ人が増えたなど笑い話か。(笑)「起こるべくして起きる」自然現象だ。これを「なるようになる」と言う。塩とはミネラル。ミネラルが不足すると骨のミネラルを溶かして補充する。私が言う塩は塩田で採れた「海の精」のことだが「海の精」には60種類以上の海水のミネラルが含まれている。ここで興味深いことは体内の塩分濃度と海水の塩分濃度が同じ事だ。体内のミネラルの種類、濃度と海水のミネラルの種類、濃度が同じであることは人間が海から発生した生物であることを示している。それを無視して減塩を普及する人達の言うことを信用してはいけない。

弟子

そうですね。皆様もよく考えて下さい。医師やマスコミが言うことを盲目的に信用した結果がこうです。三人に二人は癌になるという現実。これは皆様の生活が間違っていることを示しています。原因があり結果があるという因果応報です。塩が不足すると近眼、白内障、蓄膿症、歯周病、筋腫、腫瘍になる人が増え、睡眠時間が長くなり、朝が起きれず、筋肉が緩み弱り垂れ下がり、よろよろの人生になります。(笑)

先生

「起こるべくして起きる」当然の症状だ。それをやれこの薬がいい、ほれこの健康食品がいいと右往左往していては無間地獄だ。(笑)それが私の言うことを聞き、すっと生活を改善出来たら生まれ変わり天国生活となる。(笑)

弟子

ほんの一部の方が先生の言うことを聞き、生まれ変わったようになりますね。(笑)先生は聞くも聞かぬも当人の自由と距離をおいてあります。当人が起こしたことだから変わろうという気がなければダメだということでしょう。

先生

当人が決めることだ。釈迦が言われた「汝正しい知識を持ちなさい」とはこのことを指す。また「最大最悪の病は無知」とも言われている。私が尊敬する釈迦が言われたことは今の時代でも的確である。

弟子

先に話しました「筋肉が緩み弱り垂れ下がり、よろよろになる」という部分が強烈ですが解説をお願いします。(笑)

先生

体は塩抜けになるとミネラルバランスが崩れる。筋肉が緩み力が弱くなる。眼瞼下垂、胃下垂、子宮脱にもなる。細胞、臓器、顔や脚は膨張肥大する。近眼、鼻炎、中耳炎、喉頭炎、肺炎、臓器肥大、胃潰瘍、喘息、筋腫、腫瘍などになる。生理痛や不妊症、流産癖などの婦人病はみなこれだ。

弟子

先生が患者さんに簡単な食事のアドバイスをされるのはミネラルバランスを整えるためですね。細胞の段階から変えて治療効果を出そうとしてあります。治しても治してもまたなるのは生活に原因があるからです。

先生

最近は貴女が私に代わって生活上の注意を話してくれるので有り難い。私はもともとあまり説明をしないタイプだ。(笑)患者さんで私に偉そうに「あんたは説明ばせん」と言った人がいたがその通り。単純に言えば殆ど「腎が弱い」で済む。詳しい説明は医師がすることである。「説明するのは医師、治すのは観音堂だ」(笑)

弟子

腎が弱い方が多いのですが、先生がそう言われると「病院で見てもらわんといかんでしょうか?」と来ます。その時先生は「腎に効く薬はありません。病院のも漢方薬も」と言われます。「ではどうしたらいいですか?」と患者さんが聞かれます。先生はおもむろに「ここの治療のメインは腎の治療です。治せる人は他にはいないでしょう」と大笑いされます。そして「腎が治せれば殆どの痛みや病気は治せます。世の中で治りにくいものはすべて腎の異常が原因です」と言い切られます。そうすると患者さんはしゅんとおとなしくなります。(大笑)

先生

その通り。腎を治せる人は希少なのだから、私を怒らせたりせずに治療を受けたがいいと思うのだが。(笑)