恩恵を受ける

2018年3月分

弟子

普通の人は子供時代は学校に行き、成人してからは就職し仕事をして、定年が来たら年金生活で老後を過ごすというパターンがあります。でも先生の場合は学校は好きではなく出来るだけ行きたくはない。(笑い)会社勤めもなかなか続かないというダメ人間。(笑い)ところが28歳でヨーガを始めた途端、目が開き自分の進むべき道を悟られた。(笑い)

先生

その通り。ヨーガをしていなかったらプータローで終わっていた。(笑い)ヨーガを始めて学校や会社には向かないタイプと悟った。人に言われてするより自分で何でも考え、研究することが好きなのだ。型にはめられたら良さが無くなる。

弟子

そのタイプの人は集団行動が苦手で社会に適応しにくいという特徴があります。ただその中には先生の様に突拍子もないことを考え出す人もいます。(笑い)その人達も自分の出来る、向く分野が見つかれば人並み以上に働けますね。

先生

人それぞれに生きる道がある。それなりに生きて行けば良い。私の場合はヨーガをすることで鬱状態が改善した。そして人を治す能力が備わっているのが分かった。あとは経験を積み能力を伸ばして行くだけだ。そうして40年経った。

弟子

先生は治療を40年されてきたのですが、仕事というより研究ですね。毎日研究を続けて来られたのですが、それで生活が出来、人助けが出来、治療の能力は進化して行くという幸せなパターンです。

先生

それは有り難いことだ。人助けをしながら研究が出来た。そうこうしているうちに、あることに気が付いた。治療は矯正やツボを使うことで効いていると考えていたが、それは一部だけだ。もっと大事なのは治そうという念だった。

弟子

それで念の働きに気が付かれたのですね!先生は最初から知らず知らずのうちに念を使ってあったのです。

先生

そうだ。念を使うことを念力というが、念力は意識しないでも出ているのだ。これは自然な念力だ。さらに意識的に出す念力がある。ただし無意識の念力も意識的念力も、前提として治すための知識や能力が備わっていないと無理だ。

弟子

誰でもが思うだけで念力を出せるわけではないのですね。(笑い)先生は長年治療をし、研究を続けて来られたので現実界で治療能力が育ってました。そこでもう一つの世界である仮想現実界においても念力能力を使えたのですね。

先生

確かにこの世にダブってもう一つの世界、仮想現実界がある。分かりやすく言えばそこは夢の中の世界だ。現実界はこの肉体の世界だ。仮想現実界はヨーガで言う幽体の世界だ。そこは霊界と肉体界の中間でまだ人は肉体界の姿を保っている。ただ無重力の世界でふわふわ浮いている感じだ。距離感も無いので遠くの人にも念力を使える。

弟子

だから先生の念力は離れていても問題ないのです。さらに目をつぶられても手を使わなくても念力はを出せますね。

先生

だから、例えて言えば夢の中で治療をしているようだ。その時相手がこちらに気が付かず、喋っていても、寝ていても問題なく治療はできる。誰でも半信半疑ながら、私が意識的に念力を使うのは何となく理解ができる。ただ私が無意識に出す念力については信じられないだろう。私が見たり聞いたりしたことで、可哀想、気の毒にと思うとお助け念力が発動する。逆になんだこいつはと思うと悪化促進念力が発動する。私を怒らせないようにして欲しい。(笑い)

弟子

それは私も身に染みて体験させて頂いています。(笑い)周りの人たちを見ていても、その現象が頻繁に起きるので驚きます。先生の遠隔治療はこの能力が相手に作用しているのだと思います。

先生

私の仕事の中でも遠隔治療の占める割合が毎年多くなって来ている。将来は直接治療と遠隔治療は半々になるだろう。北は北海道から南は沖縄までもれなく、たまには海外からも遠隔の依頼がある。(笑い)

弟子

遠隔治療は遠方でなかなか来れない方、入院中や手術を受ける方が依頼をされます。また本人には知らせずに家族友人知人から○○さんを助けて下さいと依頼があります。治療以外でも予防的に健康と安全と幸運をお祈り下さいと依頼があります。受験シーズンには合格祈願が多くなります。先生は「学力が合格基準までないと無理ですよ」と。

先生

無理なお願いをされてもね。ただ治療の方では、もともと治らない症状や病気なのだから奇跡が起きるように念じる。

弟子

現実界での治療も病院では無理な方が多数来られます。先生は誰でも助けてあげようと思われて治療をされます。ただし、受ける方の言動に問題があると、その気持ちが弱くなられるのが傍で見ていて、すぐ分かります。

先生

当然だな。私の気持ちが念力そのものだ。念力は単なる治すためのパワーではない。お金を払えばポンと出てくる自動販売機ではない。(笑い)念力はその人を助けてあげようという素直な気持ちが原動力なのだ。

弟子

だから治療を受けられる皆様、遠隔を依頼される皆様は心から先生にお願いされて下さい。そうしないと恩恵は受けられないです。ずっと先生の傍で治療や遠隔を見ていてそれをよくよく感じます。また一生治らない症状や病気が先生の念力で運よく治られた方も、油断をしてはだめです。治りは一時的なものです。また同じ生活習慣、良くない態度でぶり返したときに先生は以前の様に治してくれないかもしれません。先生は治った後の貴方の生活態度を見守っています。

先生

そうだ。その人がそういう苦しい嫌な状態になったのは、遺伝から来る先祖のお陰と、その人のこの世での言動による。何となくそうなった訳ではない。それを私が一時的に治したのだ。その後の生活の改善がなければ元に戻るのが普通だ。それを理解して、治った恩恵を有り難いと思い、大事にしていかないとまた同じ穴に落ち込むこととなる。

弟子

何か寓話に出てくる内容と同じです。(笑い)時代を超えて世界中同じことが言われてきたのですね。嘘つき、横着、傲慢、わがまま、怒りんぼ、嫉妬、憎しみなどの悪い感情は我が身を痛め、他人に悪影響を及ぼします。毒を吐くというものですね。正直、素直、謙虚、思いやりが出来る方は先生の念力の恩恵を受けられ、守られる方です。