気持ち良い方向へ

2015年2月分

弟子

先生の治療は誰に対しても同じようなことをしてありますが、なぜ殆どの症状に効くのかお話ください。

先生

ヨーガを始め3年目「万病を治せる妙療法」橋本敬三著という操体法の本を見て試してみたら本当によく効くので熱中し治療の分野に進んだ。操体法は整体だが異端で、ぼきぼきの暴力的矯正を否定する。

弟子

膝裏のこりを消す時使われる動きの矯正が操体法ですね。痛いしこりが瞬間に消えるのは凄いです。

先生

私の操体法は本を見て始めたもので橋本医博やそのお弟子さんに習ったものではなく異端だ。(笑い)

弟子

先生はさらに操体法のルーツである正体術を研究され本来の操体法とは違う形の矯正になりましたね。

先生

だから操法という呼び方を使わせていただいている。正体術と操体法のお陰で今の私の治療がある。操法では筋肉関節の動きを、上下伸び縮み、前曲げ後そり、左右傾き、左右捻りの8方向に動かし診断をする。そして動き難い方向へ自由に動けるように矯正をする。そうすると羽が生えたように体が軽くなり痛みも病気も治りだす。歪みが痛みや病気の原因。歪み直しで神経、免疫、ホルモン系の働きが回復する。

弟子

操法を受けた後は気持ち良さの極致ですね。でもたまにそういう気持ち良さを感じない人がいます。

先生

そういう人は神経がやられているんだ。(笑い)生き物は気持ち良さの追求が第一番の本能だ。原生動物のアメーバも嫌なものから逃げ好きなものへ向かう。気持ち良い方向へ向かうのが自然な原始的本能だ。

弟子

気持ち良さが感じられず、きつい苦しい毎日の人は大変ですね。気持ち良さの回復は望めるでしょうか?

先生

大丈夫だ~。(笑い)ただし薬で神経が侵されている場合は修復不可能のこともある。そうでなければ操法で体の歪み直しをしていけば自然に回復する。回復の兆候は、まず動きがよくなり体が軽く気持ちが良い。痛みやしびれが軽くなり、胃腸や心臓、腎臓など働きもよくなる。脳神経も回復してくる。(笑い)

弟子

先生の治療で頭がすっきりして回転がよくなるのですね(笑い)先生がいつも言われていることですが、「私の念力は脳神経に作用する」ですね。念力は患部に送るわけではないのは高級感があります。(笑い)

先生

例えば最近の医学情報では、耳鳴りは耳の問題ではなく脳神経細胞が作り出している異常信号だという発表が興味深い。古来から東洋医学では耳は腎が支配し、耳鳴りは腎の異常と言われてきた。現代医学は耳鳴りは2週間続いたらもう一生治らないと。私の考えでは現代医学では腎を治せないからと思う。

弟子

腎を治す現代医学の薬、漢方薬もないですね。天才針灸師の澤田健先生は腎には鍼は効かん灸しか効かんと言われています。観音堂先生は「灸も効くが私の念力はもっと効く」と豪語しておられます。(笑い)

先生

さて耳鳴りの改善はうまくいく場合となかなかの場合がある。私が耳鳴りは脳が作り出す異常信号という最新学説を見て感じたのは、それが分かっても治すことにはたどり着かないなということ。(笑い)

弟子

先生の学説では脳神経も腎が支配しているし、腎を治すことができないと脳も耳鳴りも治らないですね。

先生

現代医学でも東洋医学でも治り難い症状病気をあげてみる。薄毛、耳鳴り、難聴、浸出性中耳炎、網膜症、扁桃炎、アデノイド、腰や首のヘルニア、狭窄症、膝関節炎、手の腱鞘炎、生理痛、子宮内膜症、無生理、不妊症、ED、アトピー喘息花粉症などのアレルギー、リュウマチ、骨粗鬆、白血病、認知症。

弟子

そういう症状の人達で病院はあふれています。これら全部が腎の異常が原因であれば腎の治療がない現代医学や東洋医学では治り難いですね。そして回りまわって観音堂に来られるわけです。(笑い)

先生

そして私がそのうちの半分位の人達を救えるわけだ。手遅れの場合、原因となっている生活の改善ができない場合は無理だ。すべて痛みや病気には生活の中に原因がある。厳しいが自業自得の部分がある。

弟子

それと薬の使い過ぎですね。適さない薬、漢方薬を飲み続けると腎が弱り脳神経がやられますね。

先生

人工透析、認知症が増えるのも薬の多用乱用が関係しているだろう。念力は私の脳神経が作り出す情報エネルギーであり、相手の脳神経に送信し共鳴現象を起こすのだ。変化したことを相手は気がつかない。

弟子

私もそうですが先生の念力で変化したことを感じられる特異体質の人達がいますね。ここに治療に来てある方の中にも5人ほど。(笑い)ただ日常ではスチーブンス・ジョンソン症候群や線維筋痛症などの難病に苦しむいばらの人生です。先生の念力で強烈に変化するので怖いですが効果も凄いものがあります。

先生

私の念力で悪くなるのであれば当然、念力の波長チューニングや念力パワーのコントロールで改善できる。そういう特異体質の人の特徴は腎が人一倍弱いという点。腎の働きをよくしていけば普通の人生を送れるようになる。視力、聴力、臭覚、味覚、触覚などの五感も腎の支配下にある。

弟子

そうですね先生の治療で見え方が、聞こえが、においが、味が、皮膚感覚が改善した例は多いです。

先生

五感も脳神経のもとにある。その治療のとき目を治す、鼻を治すという意識は全くない。その人の体の動きを自由にして、気持ちの良い感覚が出るようにする。それは五感を治すことになるのだ。

弟子

人に触られるのが嫌いな人がいますが五感が壊れているのですね。(笑い)先生から触られて気持ちがいいと感じるようになれば回復したのです。私の場合は特に視力がよくなりました。