念力は自律神経に作用する?

2014年11月分

弟子

先生の念力で相手の体が瞬間に変化しますが、念力というのは相手の脳に通信、作用しているのですか?

先生

私はそう考える。私の念力は一般の方が思い描く念を集中して相手に飛ばすようなエネルギーではない。

弟子

それではどういう感じのエネルギーでしょうか?皆様に分かるように説明をお願いします。

先生

かんたんに言えば、私が思う、考える、想像すると相手に影響が行き、良くも悪くも変化する。

弟子

それでは先生はまるで神様ではないですか。(笑い)先生の念力は意識的に相手を変化させることができます。また先生が患者さんが話した知人の情報を小耳に挟んだら、もうその知人に影響が行っています。

先生

この無意識で小耳に挟んだ情報で相手に影響が行くということが分かってから遠隔治療を始めた。だから遠隔代を払ってからお話をしなさいと言っているだろう。(笑い)だが理解できないらしく、お話相談をしてから頼むかどうか決めようという人が多い。そういう失礼な人には恩恵はないだろうな。(笑い)

弟子

先生を拝み屋さんとでも思っているからでしょう。先生は宗教家ではなくただの人ですからね。(笑い)先生は神様仏様に拝んで頼む他力本願はなく、自分で相手を助けようと念じる、祈る自力本願です。

先生

私は依頼をされた方を護り、健康、無事、幸運を祈る。体の異常があれば具体的に遠隔治療をする。30年実際の治療をしてきた経験と知識が役に立つ。実際に治せない人が遠隔治療や祈願をしてもお笑いだ。

弟子

先生の遠隔治療は実際的な念力ですから本当は一度来られてから依頼された方が治癒率が高まりますね。最近は入試、就職、良縁、安全の依頼が増えています。神社より先生に頼んだ方が運といいです。

先生

そうそう。依頼をされても病気が治る、受験する、運転するのは当人の力だ。私は見守り助ける役目。

弟子

さて念力の話に戻りますが、先生はこのごろ念力は自律神経に作用するという説を唱えてありますが?

先生

相手を良くも悪くもする念力の効果は筋肉を硬くしたり緩めたり、骨格をズレさせたり矯正したりで分かる。骨格のズレは筋肉の異常緊張か弛緩に原因があるが、さてさて筋肉は運動神経や知覚神経だけでなく自律神経にも支配されている。労働や運動をしなくてもコリコリの体は自律神経失調症だ。

弟子

それは新しい学説でしょうか?(笑い)確かに自律神経のうち交感神経優位であれば筋肉は緊張するでしょうし、副交感神経優位であれば柔らかくなるでしょう。鍼灸では背骨のすぐ脇のツボを使うことが多いですが、自律神経はそこを通っています。筋肉を治すことで内臓も治せるわけですね。

先生

よく患者さんで「自律神経失調症で」という人がいるが、私の治療は筋肉骨格を治すことで自律神経を正常化しているわけだ。自律神経失調症はそれで解決。体が軽くなり気持ちがよくなれば神経は正常だ。

弟子

先生の治療で胃潰瘍が治ったり、更年期障害が治るわけですね。左右の目の動きが別々で物が二つに見える動眼神経の異常や顔面神経マヒや舌咽神経痛が治った実例も自律神経を治したわけですね。

先生

私は現代医学にあまり興味はないが、「自律神経」とウェブで調べてみたら動眼神経、顔面神経、舌咽神経は自律神経だった。そんなことを知らずに治せたのは今考えれば奇跡的だ。(笑い)

弟子

それは先生が最初から体の歪み直しが専門だからです。歪みが自律神経失調症の最大原因です。

先生

私がこの道に入るきっかけになった操体法の本の著者、故橋本敬三医学博士が言われた通りだ。万病の原因は体の歪みにあるという教え。歪み直しこそ「万病を治す妙療法」だ。

弟子

歪み直しでもぼきぼきの整体は良くないですね。無理があります。矯正しても少したてば同じようにズレて一生同じことの繰り返しです。先生は両極端のぼきぼきの整体と操体法を学ばれたので凄いです。

先生

私は操体法が好きだ。ただ私の操法は操体法と違い、操体法のルーツである正体術に近い。さらに念力を使い矯正をするので誰が見ても理解ができない。(笑い)見て分かる段階を超越してしまった。

弟子

確かに理解ができないですね。先生はあまり説明をしないし。(笑い)「腰の5番がズレています」と言えば「整体に行った方がいいですか?」と言う。「腎が悪いのです」と言えば「病院では言われたことはないですが病院で検査したがいいですか?」と言う。私は「ここでそれを治すのですよ」と教えます。

先生

私の治療でヘルニアも胃潰瘍も膀胱炎も皮膚病も何でも効果がある。そして治療の根本は歪み直し。矯正に念力を使い何をされているのかは分からない。帰りは歪みが改善し羽が生えたように体が軽くなる。それでうつ病にもがんにも効くのだ。ただ自然治癒力が間に合わない手遅れはだめだ。

弟子

先生は患者さんにあまり詳しい説明はしないし、説得はさらにしないです。患者さんはそこをよくわきまえて先生にお願いしないと、生涯一度の治るチャンスを逃してしまいます。

先生

私はすがって来られる方を救う。横着、傲慢、頭を下げない人は救わない。その人の今の状態は先祖を含めた自分の責任である。今までの自分を反省し生活と精神の改善をしなければならない。ただ「治して頂戴~」ではいけない。本当に治りたい、変わりたいと思うのであれば生活も態度もそのように変えなさい。私はその指導をする役目である。謙虚で素直で正直な方を救いたいと思っている。(笑い)