うしろの百太郎?いえいえ、うしろの観音堂です

2013年2月分

弟子

「うしろの百太郎」という漫画で背後にいる守護霊が色々指導してくれたり、助けてくれるというのがありました。先生の場合も同じ状況ではないですか?ただ先生の場合は死後の霊魂の存在を否定してありますが?

先生

私には「うしろの百太郎」ではなく「うしろの観音堂」がついている。(笑い)漫画との大きな違いは百太郎は先祖の霊が主護霊となったという創作だが、観音堂は私のイマジネーションが創造した守護霊と言う点だ。

弟子

先生の守護霊は死んでいる先祖の霊ではなく、生きている先生自身の霊魂の分霊と考えていいですか?

先生

その通り。死者の霊は存在せず、死後の世界もない。世の中の人たちは死者の霊があり、死後の世界もあると考える人が多いだろうが、それはそれでよい。各人の自由である。(笑い)その人があると思えばあるだろう。

弟子

先生は人を説得しようという気持ちがないですね。(笑い)ただ各人の自由に任せて笑って見守っておられる。

先生

それを釈迦は「縁なき衆生は度し難し」と言う。その人がイメージしたものがその人の世界である。生きている時に死後の世界があると思えばその時はある。そう考える脳が死んだ時その世界は一瞬になくなる。難しく言えば、主観的にはある。客観的にはない。想像するのは自由だが想像が実現することは非常に稀である。

弟子

確かに普通の人は想像したことを実現することは難しいですが、先生は想像したことを、ご自分や相手の肉体に即座に実現させるというありえない能力の持ち主です。どうしてそいうことができるようになられたのですか?

先生

自分でも分からん。(笑い)ただはっきり言えることは、私は子供のときから超能力とか霊障とか占いとか医学とかを信じていなかった。それどころかあまりの効き目のなさにあきれていた。本当に効くものしか信じない。

弟子

そういう不信心な先生が(笑い)空海のあとを継いで、いわゆる念力の行者になられたのは不思議ですね。

先生

私の念力は弘法大使のように真言密教の修行で得たものではないし、真言密教の修行には全く興味はない。興味があるのはヨーガと瞑想だ。真言密教や禅はヨーガから派生したヨーガの分派ではあるが。

弟子

先生のヨーガは気持ちよく半分眠りながらするものですから修行とは言えないですね。先生はヨーガを35年、治療を30年、毎日体と心の研究を続けてこられたので、自然に念力が育成されたのでしょう。

先生

自然発生型の念力は稀だ。私は30年間治療とそれに関する実験研究を続けてきたが、イメージの世界(ヴァーチャル空間)でも念力を使えば治療ができることに気がついた。一般の方にはちんぷんかんぷんだろうが。

弟子

先生のお話は難しいので、私が分かりやすく説明していいですか。例えば先生は操法という特殊な整体をされます。現実界では色々相手の体を操作する操法なのですが、仮想空間治療は相手は何も気づかず寝てるだけ。先生は離れた所からその操法をイメージする。二人の体は動いてないのに現実界でしたと同じ治療効果がでる。

先生

皆さん少しは分かったかな?多分理解できない人が多い。その理由は簡単だ。私が使うような念力を見たことも聞いたこともないから。想像してごらん。思うだけで相手を良くも悪くも変えることができる人のことを。(笑い)

弟子

そういう人は現実にはいません。いるとしたら空想の世界です。先生は空想の世界から降りてきた。(笑い)

先生

現実界では普通の人間だが、別の世界にも同時に存在する。二つの世界に同時に存在できので、あたかも二人いるようにも見える。すなわち現実界の観音堂とヴァーチャル界の観音堂が同時にいるのだ。

弟子

もうひとつの世界、ヴァーチャル界の先生が「うしろの観音堂」なのですね。その「うしろの観音堂」と話し合いながら診断と治療をしている。現実の治療の時は「うしろの観音堂」がお手伝いをしているように見えますが。

先生

私は手が2本だが手伝ってもらうと手が4本にも千本にもなり、猫の手を借りずに済みとても助かる。(笑い)

弟子

治療の時仰向きで膝裏のこりが瞬間に消えたり、うつ伏せで膝が曲がり難かったのが瞬間に曲がるようになったり、座って首肩が硬くて横に倒れないのが瞬間に柔らかくなりますね。そういう時も協力者がいますか?

先生

いつもいる。協力者とういうよりもう一人の観音堂だ。そして今の膝裏のこり、膝の曲がり、肩こりなどは瞬間にもっと悪い状態に変化させることもできるので、くれぐれも二人の観音堂に失礼がないように。(笑い)

弟子

それは大事なことです。先生は普通の人間ではないのですから、敬う態度、お願いする気持を忘れないように!

先生

そういう気持がないと念力は逆効果になるので来られない方がよい。私はよほど怒らない限り人を悪くするこはないが、念力は意思と無関係に自動的にも発動するので「何だこいつは!」と思ったらまずいな。(笑い)

弟子

そう言われても先生は優しい方だから皆様大丈夫ですよ。ただし先生の念力は怒った時最強になるのですからたまには怒らせる人が来ても役に立ちます。(笑い)でも先生の念力を感じる人はやはり態度が違いますね~。

先生

さて私の役目は人を助け、教え導くことだ。ただ各人の自由意志を尊重するので暗示、占い、催眠術、洗脳、折伏等はない。またそういうものが嫌いだ。自分で判断して好きな道を選べ。それが正しい道であればよいが。

弟子

先生はあくまでも控えめな方です。人類史上稀なことを発見され、弘法大使以来途絶えてえていた念力を再現させ整体や東洋医学の分野で自由に使われるのに、それを広めたい、認められたいと言う気持は皆無です。

先生

それは控えめだからではなく、世の中に私の理論と実際を理解できる人がいないからだ。(笑い)私は少数の弟子達に守られて、この研究と実践をエネルギーが消え去るまで毎日続けていくことが最高の楽しみである。