念力は如何にして体に作用するか

2012年11月分

弟子

世の中には気功や超能力、手かざし等色々不思議なものがありますが先生の念力との違いはどうですか?

先生

気功や手かざしのことはよくは知らないが、多分体全体の力を手に集中して出すものだと思う。私の念力は仏様の額の印、第三の眼、ヨーガでいう第6チャクラから出す。私の脳の情報を相手の脳に送る念力パワーである。

弟子

治療をされる時手をひらひらされるのはなぜですか?また相手に手の平や指先で触れられるのはどうですか?

先生

もちろん手の平や指先からパワーを出すこともできる。それが進化すると手がいらなくなり、思うだけでよくなる。

弟子

手のパワーの段階を超えると脳の情報パワーの世界になるのですね。手のひらひらはイメージづくりですか?

先生

手からパワーを出しているのではないが、手をひらひら動かすとイメージが創りやすくなる。そして手を動かす時、体全体もゆらゆら動かす。できるだけ体の力を抜くためだ。力を抜いたリラックス状態が念力が出やすい。

弟子

まるで武術やスポーツの極意みたいですね。(笑い)さて先生がイメージした脳情報を相手の脳にに無線通信するのが観音堂念力ということが分かりましたが、どのようにしてそれを確認し、証明できるのですか?

先生

私が今まで研究してきたのは筋肉骨格の歪みだ。実際に触って矯正すると、どのように改善するか確かめてきた。それを相手に触らず、さらに相手に気づかれずに念を送った後、相手の体の変化を確かめてみると実際の施術と同じ改善が見られる。例えば肩こりを思うだけで解消できるし、さらに重い肩こりにすることもできる。

弟子

その実験は随分体験しましたし、他の人のも見ています。(笑い)これはもう念力の実在を信じるしかないですね。

先生

例えば橋本敬三医博の操体法では膝裏のコリ、委中のつぼをゆるめるのがメインだ。それを自由自在にできるようになれば操体法をマスターしたと言える。私の念力では委中のコリを相手を動かさず触らず瞬間にとる。

弟子

先生の場合はとるだけではなく元より大きく出せるから怖いで~す。(笑い)でも膝裏のコリをとることは体の歪み直しに最重要なのですね。腰痛は改善、眼の痛みは楽になるし、腿やふくらはぎは軽くなるし最高です。

先生

ただこれは自分ではとれないという欠点があったが、念力を使い出してからは自分でもとれるようになった。

弟子

それは凄いですね!さて先生がイメージした念力情報を送信すると相手の脳神経が情報受信し、そこから自律神経を介して細胞に伝わることで筋肉の異常緊張がとれ内臓の不調が治ったり、免疫力が正常化するのでしょう。

先生

筋肉の緊張、コリは内臓の状態の現れである。内臓を支配するのは自律神経系、免疫系、ホルモン系。筋肉のコリが念力でとれるということは当然三位一体の系が改善したからだと言える。但し過度な労働や運動をした時は外側の筋肉から凝り内側の内臓に悪影響がいく。その疲労のコリも念力でとれば疲労回復し健康体に戻る。

弟子

よく東洋医学は「コリの医学」といわれますが、先生の説明を聞きますと、まさにその通りですね。

先生

そうだな、鍼灸按摩漢方でコリをとることで体を楽にし、内臓まで改善してきたわけだ。漢方でさえ筋肉に作用して色々な症状に効く。例えばおなじみの葛根湯は肩こりの薬、小柴胡湯は上腹部の張りをとる薬。

弟子

本当に体は表裏一体ですね。皮膚、毛髪、爪、歯、筋肉は内臓、神経、ホルモン系の調子の表れと言えますね。

先生

私の治療は体全部を治すものだ。腰痛で来ても顔色が良くなり肌が綺麗になり、むくみがとれたりするだろう。

弟子

先生の治療を受けると若返るのは当然なのですね。患者さんが何回か来られて、びっくりするほど変わられるのを見ますと奇跡です。(笑い)髪の毛や爪、歯茎までも良くなるのですね。歯の治療に行かれても、なかなかうまくいかず苦労してある方は先生の治療を受けた後でないと歯の治療もむだだと言われています。

先生

私の治療で歯茎の状態がよくなれば当然歯の治療もやりやすいだろう。それと顎関節症が治るのだから普通の人もあごの歪みが改善され、その状態で歯の治療を受けたがいいに決まっている。(笑い)

弟子

歯の治療も体がきつい時は耐えるのが大変です。体が楽になり受けた方がいいですね。でも歯周病はなかなか歯科でも治りにくく1年間通わされるのはざらですね。それで治ればいいのですが。やはり腎が原因ですか?

先生

教科書的東洋医学ではどうかは分からないが、私は歯や歯茎は腎が支配すると考える。私の治療の一部は五臓六腑を治す澤田式太極療法だし、澤田式は特に腎の治療をメインにしているから歯にも効果があるだろう。

弟子

ここに治療に来られる人達の7割は腎の治療が必要です。腎経絡の異常、特に腎虚は治り難いものですね。

先生

腎は五臓六腑の王様だ。腎を治せばあとは従って治ってくる。腎が弱いと老化が早い。髪が薄くなり、歯や骨が弱くなり、姿勢がくずれ猫背や腰曲がりになる。痰や咳が出やすく、眼が弱り、耳が遠くなり、精力は減退する。

弟子

さらに腎が脳を支配しているので認知症になるでしょう。ノイローゼやうつ病も腎の弱りでしょう。

先生

気が弱い強いというのも腎の状態で決まる。いじめる子、いじめられる子もそうだ。足が冷える、低体温、生理痛、不妊症、ヘルニア、膝痛、アトピー、喘息、花粉症、膠原病、リュウマチ、潰瘍性大腸炎も腎の異常。

弟子

今まで何回もしつこく聞きましたが、(笑い)腎の働きを強くするにはどうしたらいいでしょうか?

先生

まずいらぬ心配をしないことだ。自分で症状病気を作り出している人も多い。医学を全面的には信じないこと。なぜなら私が発見したことを全く知らない医学は本当の所かなり危ない。だから薬を使い悪くなれば手術をする。私の治療は薬もなく手術もない。それで病院で治らない人の半分を治す。手遅れでなければね。(笑い)