若返りの泉とは

2012年6月分

記者

先生の治療を受けて若返ったという方達が多いのですが、若返り治療の秘密を教えてもらえませんか?

先生

秘密は特にない。私の治療は正統派だから体全体を治す。だから自然とそういう不思議な、有り難い、嬉しいことが起きる。ここで老化というものを分析してみよう。老化すると体が硬くなる。細胞、臓器、血管、神経、筋肉なども硬くなるだろう。筋肉にスポットを当てて考えてみよう。寝たときに膝裏が浮いてくると老化だ。

記者

確かに老人は立った状態でも膝が曲がっています。身長が縮むのは骨が縮むだけではないのですね。

先生

筋肉の働きは伸び縮みだ。力を入れた時硬くなり縮む。力を抜いた時柔らかく伸びる。それが老化すると常時やや縮んだ硬い状態になる。そうすると力を入れた時の筋力は弱い。柔らかい筋肉ほど力が強いと言える。

記者

では体が硬い人は老化しているのですね。子供でも体が硬い場合はやはり老化しているのでしょうか?

先生

例えば小学6年生でも体が硬い子は老化している。今は6年生でも半数は動脈硬化だという報告を見たことがある。硬化した動脈では30年もたないだろう。すなわちその子達は30~40代で成人病になる。

記者

怖いですね。そこまで子供達の体が老化しているとは思いませんでした。先生の治療のポイントは体が柔らかくなり可動範囲が広がり、体が羽が生えたように軽くなることですから自然と老化防止若返りになるわけですね。

先生

筋肉が柔らかくなると力が強くなる。動きが軽快になる。頭痛、肩こり、腰痛などはなくなる。その時自律神経の働きが正常で、支配下にある内臓もよくなる。ホルモンの分泌も正常になる。さらに免疫系の働きがよくなる。

記者

なるほど、それであちこち痛いのを先生に治してもらうと胃がよくなったり、生理不順が治ったりするのですね。

先生

その通り。筋肉を治すと骨のずれも直り、骨のずれと密接に関係がある内臓も治る。小児喘息は一番いい例。

記者

先生が小児喘息は治しやすいという意味が分かりました。筋肉骨格を治せば自律神経が治り気管支が治る。

先生

現代医学のやり方考え方では何十回も入院することになる。私のやり方では気管支がどんなものか知らずとも治せる。(笑い)以前に話したように喘息は上体が右に捻り難い、右に傾き難いという特徴がある。どんな方法でもいいからその動きを改善できたら治る。鍼灸でも整体でも指圧でも体操でもいい。

記者

先生の場合はオーラ、チャクラ調整、正体術操法、経絡治療、ハンドヒーリング、念力でもできます。どれでも瞬間に体を矯正しまうのは凄いです!私も何か一つでもできればいいのですが。(笑い)

先生

そのうち貴女もできるようになる。毎日死ぬまでやる気があれば。(笑い)さて鍼灸が使う経絡経穴治療も実際の作用は筋肉調整と脳神経への信号伝達だ。それで筋肉の状態が変化し骨格が矯正される。整体ではもろ外力による骨格矯正だ。指圧は筋肉を緩めて骨格矯正をする。体操は色々やっているうちにどうにか矯正だ。

記者

先生の説明ではどの治療も筋肉を治療することで、骨格のずれを矯正することになりますね。

先生

筋肉の治療ができなければ何も治らない。筋肉をうまく調整できれば骨格の歪みがとれる。整体も筋肉を緩めないで力による矯正だけでは危険だ。現代医学で色々な痛みや病気が治りにくいのは筋肉調整がないからだ。筋肉の調整が骨格の矯正につながり、骨格の矯正が自律神経の調整につながる。そうすると自律神経が支配する内臓、例えば胃腸や肝臓、心臓などの働きが改善する。また呼吸、心拍、体温、血圧、発汗、睡眠なども自律神経支配なので正常に調整される。私の治療で潰瘍性大腸炎や喘息、不整脈などが改善するのは当然だ。

記者

先生の簡単な治療で不思議なくらい(笑い)色々難しい症状病気が治る訳が分かりました。また東洋医学が筋肉を治すものであることが分かりました。現代医学の欠点は筋肉を治す分野がまだまだということですね。

先生

首や腰のヘルニア、狭窄症を手術しなければ治せないのは研究不足だ。またそういうものをうまく治せなければ胃潰瘍も治せない。いつも言っているだろう。整形外科的症状が一番治しやすい。それが治せなければ内科的疾患は難しいと。薬で症状を抑えていくか、悪い部分を切ってしまうことになる。私がすいすいと治せる症状病気に薬を出し続け最後は手術と言うのでは悲しいものがある。優秀な子供達が集まる医学界も意識革命が必要だ。

記者

現代医学、東洋医学の治療実力が?なので観音堂先生の存在価値が増しますね。(笑い)さて最初の話題にもどりましょう。観音堂は若返りの泉と言われていますが、治療の中で何が一番重要なポイントでしょうか?

先生

老化とは筋肉が硬くなることだったが、内臓では腎臓の働きが大事だ。腎の弱りが老化とも言える。腎が弱ると髪の毛は薄くなる。耳鳴りがしたり難聴になる。鼻水が出やすくなり、目がかすみ小さくなる。皮膚の張りつやがなくなり、しみしわが増える。歯周病になり歯が弱くなる。つばが減り口が渇く。喉が弱り咳、たんが出やすい。骨が弱り背が縮み、骨粗しょう症になる。尿が近くなり漏れやすくなる。生理が終わり、精力が減退する。足腰が弱り、よろけやすい。背中や腰が曲がり膝も痛く変形してくる。声に力がなく、顔や足がむくみ大きくなる。

記者

まったく年をとるということはその通りです。これは先生の治療を受けて腎を強くしないといけませんね。(笑い)

先生

私の治療は腎の働きを強くするのがメインだ。腎の働きの改善が若返りの泉である。治療を受けて、ああ体が羽が生えたように軽くなったというのが腎が回復する前提だ。気持ちがよいという体の状態が健康のシグナル。治療を受けても、ヨガをしてもよい。気持ちがよくない、体が重い時、不健康で病気の前段階にある。