悟りを得るには?

2011年4月分

記者

先生が先月号で言われていたことですが電磁波を浴びると体の磁場が狂い、こりや痛みや病気になるのですか?

先生

その通りだが外からの電磁波だけでなく、自分の体内で生体磁場が狂うことも多い。例えば食事の偏り、過労、精神的ストレスなどでも狂いが起きる。病は気からというのは正しい。心の持ち方で健康、人生の幸不幸は決まる。怒り、笑い、憂い、悲しみ、恐れの感情は肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓を破ると東洋医学の五行理論にあり、感情が内臓を支配する。また細胞レベルでも悪感情を持った途端に、全身の細胞が悪液状態になる。物理的には生体磁場の狂い、化学的には体液の悪質化。不快症状、痛み、病気とはそういう状態だ。

記者

その状態は最初にこり、歪み、きつい、だるい、いや~な感じとして現れるのですね。逆に体が軽い、柔らかい、気持ちが良い時は健康だし、顔色が悪い、くすんでいる、姿勢が悪く疲れて元気がないときは要注意ですね。

先生

さて東洋医学では望診、聞診、問診、切診の四つの診断法がある。すなわち見る、きく、質問する、さわるの診断法。脈診は切診に入るだろうが、それは相手の手首の脈の状態で経絡の虚実を診断するものだ。例えば腎が虚しているとか。それに対し私の診断法は動かしてみる動診から発展した。例えば脈診でみる経絡の虚実が脚振りダウジングでも30秒で分かる。例えば左足の腎の流れが弱いとか。左腎経を念を送り30秒で治療したら快調になる。

記者

その正確さと即効性は凄いですね。先生は膝裏の委中のこりをさわらずに念だけで消せるパワーを持ってある。

先生

脈診の場合は相手の情報を脈の波形や強弱で診ているのだろう。私の脚振りダウジング診断はそれと大きな違いがある。まず最初は念を送らず、仰向けに寝た相手の足がどちらに振れにくいかを診る。ただその時ひどい状態の人は固まっていて全く動かない。これでは診断できないのでワンツースリーと全身調整ポイントに念を飛ばし仮に緩める。その後、念を送り相手の反応を感知して診断する。例えば左手の経絡、右手、右足、左足という風に。

記者

それで左足の腎経の流れが悪いと分かるのですね。普通は脈診をして手足に鍼を打って治療をするのですが先生は腎経の流れをラーと言いながら触れないでなぞるか、ひどいときは手も出さず声も出さず治療をしてある。

先生

なるべく声を出したり、触れたりして相手が納得するようにしている。そうしないともう人間とは言えない。

記者

確かに先生の能力は人間レベルを超えていますが、あくまでも普通の人として治療をされたいのでしょう。

先生

そうだ。私の能力は人として極めたものだ。毎日の治療の繰り返しで無意識レベルが開発された。人には誰でも私が送る念の受信体はある。ただ送信体が退化している。私の能力は念情報を相手に送信できることだ。まずテストパターンを送信して相手の反応を感じ診断する。さらに診断が確定したら即、本格的に送信して治療をする。送信内容は操法、オーラ、チャクラ、12経絡、奇経8脈の調制情報。20経絡の流れるエネルギーの調制。経絡は皮膚の表面とやや皮膚下を流れるエネルギーだから鍼で調制できる。オーラ、チャクラは体の外側、皮膚から30センチほど離れて回転しているエネルギーだから気功や念力で調制できる。

記者

なるほど先生の説明で経絡とオーラ、チャクラの区別がつきますね。念力で経絡エネルギーの流れをよくしたりオーラ、チャクラエネルギーの回転を促進しておられるのは分かりました。ただひとつ疑問なのは操法という、操体法と正体術の融合である体の矯正法を念力でどのようにしてあるのかが分かりません。

先生

そりゃ分からんだろう。(笑い)操法で矯正する時はあちらの世界に行くんだから。まず私は目をつむり眉間に3Dスクリーンをつくる。そこに相手を映しイメージ、その世界すなわち幽界に存在させる。その時私と相手の肉体は現実界にいて、じっとしている。幽界では肉体界以上に自由に治療ができる。私などは自由に天使のように飛び回って相手の幽体にふれたり、一体化して矯正操法を行うことができる。

記者

私もしてもらいましたが、先生が眼をつむり念じられた後にはっきり体が矯正されているのが分かりました。

先生

幽界というのはイメージの世界。誰でもイメージはできるのだが、そこでしたことが現実界肉体界に即投影されることに気がついた人は稀有だ。この幽界と現実界が同時に重なって存在することを知れば、死後の世界とか前世とか霊障とかアホなことは言わなくなる。このことはまさに釈迦が言われたことと合致する。

記者

先生はいつも言われていますね。「その人が悪霊がいると思えばいる。天使がいると思えばいる。どちらを選ぶかは貴女の自由だ。」と。私も怖いものは創造せず、天使を創造して助けてもらうようにしています。

先生

その方がよい。人がどのような世界観、宗教観を持つかは自由であり、私は一切関知しない。ただ釈迦が言われた正しい情報を発信しているだけだ。念力を使えるようになってからそういう気持ち、考えになった。

記者

普通の方は肉体と魂というものを分けて考えているように思います。先生の説明では「肉体があるから心がある。」ですね。「肉体の修行法がヨーガで、その一派が仏教。肉体のコントーロールができるようになるとその人なりの色々な能力が出現し、人助けの菩薩道に入る。」とかねがね言われています。

先生

そう、体の修行なくして心の安定は得にくい。仏教で解脱、悟りを得る道がヨーガである。禅宗や真言密教はその末裔だ。悟りを得た者は先程述べた色々な能力を発揮して人助けをする運命となる。まあそこまでならなくても、ヨーガを行ずれば心と体の調和がはかられて幸せな人生となるだろう。