観音堂先生の菩薩行

2009年1月分

記者

観音堂先生、今年も面白い話をお願いします。先生の説明は難しいので誰にでも分かるように話してください。

先生

なかなかあれ以上に易しくは話せないと思うが、どうにかしてみよう(笑い)。

記者

最近先生は念という言葉やオーラ、チャクラという言葉を多用してありますが、易しく解説をお願いします。

先生

チャクラとはヨガの用語。体の7つのチャクラすなわちエネルギーポイントの働きを良くする為にヨガの修行はある。別名クンダリーニの開発という。それを成し遂げた時、ヨガの修行者は仏教でおなじみの悟りを得る。そしていわゆる超能力が開発される。超能力はその人のタイプに応じ色々ある。それは7つのチャクラのうち、どれが中心として働くかによって決まる。私は7番目のチャクラ、金色のサハスーラチャクラが働く。人を救い導くタイプだ。

記者

チャクラの開発がヨガの目的ということは分かりました。ではオーラとはどの様なものでしょうか?

先生

7つのチャクラから出入りするエネルギーが体内をくまなく巡る。これを西洋医学では神経の流れと言い、東洋医学では気の流れ経絡と言う。気の流れを電車に例えれば、東京、名古屋、京都、大阪、博多などが大事なツボと言える。西洋医学でも中枢神経、末梢神経、自律神経とか色々分類しているだろう。オーラとはそのチャクラから出たエネルギーのうち体の表面や体外を巡るものを指す。私の見る所体表から1m以上ある。

記者

少し分かって来ました。オーラとは神経あるいは経絡気の流れの体外版なのですね。ではさらに念のことを。

先生

チャクラから出たエネルギーが体内、体表、体外を巡る状態をグラフィック、映像にイメージしたものを念と言う。

記者

仮想現実空間、バーチャルな世界ですね。先生は自由自在に空想、イメージされて治療されるのですね。

先生

いかにイメージ創造できるかだな。ただ想像しただけで自分や相手を即時変化させることができるのは私と、弟子だけだろう。キリストと13弟子。釈迦と10弟子は私と同じ様なことが出来たかもしれない。ただ内容が違う。私の念の内容は東洋医学を含み、それ以外の特殊な操法、ヒーリング、オーチャッカラ回転法という他に類を見ない強力なものだ。どれも実際の治療に使っている。オカルト的ではない科学的なものだ。

記者

今までに先生が念の実験を色々見せてくださったので、キリストの奇跡も信じられるような気がしてきました。

先生

そこで奇跡は起きただろうが、それは科学的なものではない、宗教的なものだ。そして私は宗教的、暗示的、非科学的なものは嫌いなので、私の行う念はそれらとは別次元のものだ。

記者

先生の使われる念が科学的なもので、また先生がオカルトを大嫌いなことも分かりました(笑い)。

先生

そこが私の能力を理解するのに一番重要なポイントだ。さて私が観音堂と称するのはこういう理由だ。ヨガの修行で悟りを得て山にこもる者を如来と言い、山にこもらず俗世間に戻り悩める人達を救う如来を菩薩と言う。そして観音菩薩、虚空蔵菩薩、弥勒菩薩など色々あるように観音、虚空蔵、弥勒などは名前である。菩薩の代表として観音様のお名前をお借りている。私は観音菩薩のイメージであるから観音堂と称している。

記者

複雑ですが以前から先生が言われている、如来も菩薩も悟りを得た生きている人を指す、という説明で納得できます。「生きていた菩薩、如来が亡くなった後の記念像が仏像だ。だから仏像にはもう力がなく、美術品でしかない。さらに仏教、ヨガでは男しか悟りを開けないので、女の観音菩薩はありえない」と言われましたね。

先生

その通りである。世の中風邪に効く薬はないのに病院は治療をしているし、薬局は風邪薬を売っている。TV新聞等CMだらけ。それと同様に宗教界も偽装だらけである。釈迦は死後の霊はないと言い切った方であるぞ。

記者

でも世の中正月には大宰府天満宮に出かける人達であふれていますし、先祖供養は大事にされています。

先生

祈願してお守りを買うが、酒を飲み車を運転し、人に暴言を吐き、人をはねて700mも引きずるのはその人だ。自分の責任で生きなくてはいけない。先祖のお陰で私はここにおり、菩薩行ができる。自分の中の情報としての先祖に感謝する。キリスト、仏を拝むのも自由であり、拝まないよりはよい。ただそれでは膝痛ひとつ治らぬし、金も降ってこない。私の治療を受ければ膝は治り飛び回れる。ばりばり仕事が出来、人から好かれ幸運になる。

記者

先生が言われていることは、神様仏様キリスト様を拝んでばかりでなく自分で健康になる努力をし、人に好かれるようにし、人に喜びを与えるようになりなさいということですね。

先生

死んだ人の霊があろうとなかろうと、自分の好きなように考えればよい。先祖供養も結構だが、儀式的なものではなく神様仏様キリスト様が貴方を見られてよしとされる生き方をすることが一番の先祖供養である。  

記者

先生の考え方がだんだん分かって来ました。それは釈迦の教えですね。本当の仏教の伝承者です。

先生

釈迦にもキリストにも会ったことはないが、両者に共通項は多い。世界中の宗教教祖、また偉人もそうであろう。ただ過去現在の仏教、キリスト教は本来のものとは全く違うものである。釈迦もキリストも霊があるならば凄く怒って天罰仏罰を下すだろう。本来の教えはこうだ。「自然すなわち神仏の前に素直で謙虚でありなさい」。

記者

今回のお話はお釈迦様やキリスト様の真の教えにまで広がりましたが、目が覚める思いがしました。

先生

読まれた方の人生に、何かしらお役に立てれば有難い。私の菩薩行は始まったばかりでまだまだ続くどこまでも。