観音堂治療の実際

2008年12月分

記者

先生は「どんな治療ですか?」という質問をされるのが苦手だそうですが、それはなぜですか?

先生

私が使う五つの治療で人が分かるのは温灸のみ。操法もハンドヒーリングもオーチャッカラ療法も念力も治療を受けた人でもよく分からぬ。ましてや治療を受けたことがない人は言葉で説明してもさっぱり分からぬ。

記者

そうですね。先生の治療を受けた患者さんが、観音堂を友達に勧めようとする時に、誰も温灸としか言えないという笑い話がありますね。どうにか人に分かるように説明ができないものでしょうか?

先生

説明がなかなか難しいのは、人が今まで生きてきた中で、見たり経験したことがないものだから。例えば操法は体の歪みを2分で動診分析して、1分で全身矯正してしまう。それも矯正の瞬間は私は患者さんから離れ、患者さん自身が自力でするものだ。もし患者さんが幼児であったり、言うことを聞かない人の場合は私がその人の幽体を念で矯正するので、その人は知らないうちに矯正されてしまう。

記者

それでは相手に知られずに、先生が好きなように矯正できることになりますね(笑い)。先生得意の食欲を出したり落としたり、便秘にしたり下痢にしたり、高血圧にしたりめまいにしたりと、何でもありじゃないですか?

先生

そうだよ。その位の念力がなければ遠隔治療はできない。私は自分の思い、すなわち念力で他人をかなり変化させることができる。それが私が観音堂と呼ばれる理由だ。念力でも先程の五つの治療を幽界で使う。

記者

今年からオーチャッカラ療法を独自に開発されて、また格段に念力が強くなられましたね。以前は「念力が本当にあるなら私を悪くしてみて」という横着な輩がいても、強烈に悪くはできないもどかしさがありましたが、最近の先生のパワーではそんなことを言っていたら危ないのではないですか?

先生

私は意識的に罰を当てる事はしないが、私の中にいる観世音菩薩は厳しい性格だから罰が当たるかもね。

記者

その人が罰が当たって目が覚めればいいのですが、人はなかなか変わらないものですね。さてここでハンドヒーリングについて説明をお願いします。手で治すという意味なのは分かりますが。

先生

私のハンドヒーリングは患部に手を触れたり、手をかざしたりするものではない。それは気功や手かざし。私のは体全体を制御するポイントに10秒触れることで、生体磁場すなわちオーラの矯正をするものだ。

記者

なるほどそうだったのですか?生体磁場がオーラの矯正とは思いもしませんでした。

先生

生体磁場が歪んでいると肉体は当然歪み、同時に筋肉は凝る。ストレス状態にあり、心は乱れる。そこで歪みを直してあげると、筋肉の凝りは消え骨格の歪みは正され、ストレス解除され、心は安定し楽しくなる。

記者

天国と地獄のような話です。先生に治療してもらうと体も心も気持ちよくなり、帰り道ルンルンですもんね!

先生

それがまただんだんとストレスがたまり、膝裏が凝ってきつくなる。膝裏の凝りが全身の歪みの象徴である。

記者

先生の治療では必ず膝裏の凝りをとられますが、一番重要なのですね。

先生

膝裏の凝りは委中というツボ。委中は腰背を司る。すなわち腰背中が治るツボである。例えば70代の女性の委中の凝りを瞬間にとったら、20年の腰痛が消え、ついでに毎日飲んでた便秘薬もいらなくなったと。その女性は赤坂で有名な鍼灸院に通ってあった。また70代の女性で大腿骨の骨折後、2年間整骨院に毎日通ったが、脚は痛いし足袋がはけない。脚を引き寄せるのが困難。膝裏の凝りをとった途端に「あらはけた」と。

記者

先生の治療で膝裏とりの意味がよく分かりました。ところで温灸も多用してありますが、温灸の効果は?

先生

温灸は薬だ。病院の薬、漢方薬と似た作用がある。でも薬では整形外科的疾患は治らない。歪みもとれない。痛みや病気は歪みが根本原因だから温灸だけでは無理だ。ただ温灸は炎症を抑えたり、内臓病に効果がある。

記者

そうですか、温灸は薬的効果だからヘルニアは治らないし、内臓にもすぐは効かないのですね。根気よくしないと。

先生

いつも話してるだろう。温灸で治すなら毎日する必要がある。治療に毎日来てもらわないとね。昔からじか灸は毎日何十日もするものだ。私の治療のようにじか灸より弱い温灸で、1回で治ったり、週1回の治療で温灸が効いたら奇跡だ。そんなありえないことを信じ、温灸以外の私の治療の効果がが見えないのはかわいそうだ。

記者

分かりました。でも治療を受ける皆様は温灸しか分からないのですから仕方がないです。とにかく先生の治療は分かりにくい。何で治るのやら、さっぱり分かりません。先生に特別な治す力があるとしか思えませんが?

先生

その通りだ。私にまず先天的に治す力がある。それに加え、操法、温灸、ハンドヒーリング、オーチャッカラ、念力を研究実用化した。でも一般の人達には理解しにくいので、簡単に説明したがよい。観音堂先生は普通の人ではない。特殊な癒しの力、ヒーリングパワーを持つ珍しいタイプの人間だと。

記者

その説明が一番でしょうね。どんな治療法というより、先生自身の癒しのパワーがメインです。それをもっと前面に出していかれた方が、治療を受ける人達が迷わずにすみます。

先生

私は気功のようなパフォーマンスはできないし、教祖にもなりたくない。ものぐさ太郎が毎日の治療やヨガの中で、観音様から衆生済度の力を委託されたと言うべきだろう。

記者

先生がよく言われる「治療ばかりしていても仕方がない。治ったらその人に原因に気がついてもらいたい」と。