観音堂の治療の秘密

2008年4月分

記者

先生の治療を受けられた方が何人も「温灸が効きますね」と言われると先生は何となく不満そうですね。

先生

昔からお灸は毎日して効くものだ。あなた達は毎日治療に来ているかな?それにうちはお灸より弱い温灸だ。

記者

そうですね。じか灸より格段に刺激が弱い温灸を、週1回して効くならば先生は温灸の神様ですね。

先生

治療が温灸だけでよいなら私は灸点に印をつけるだけで仕事は終わり、あとはコーヒーを飲んでいればいい(笑い)

記者

温灸は先生の子供さんが上手にしてありますものね(笑い)。温灸はただの道具ですね。どのツボにするかが先生の能力です。また先生はよく言われています。「鍼は誰でもすぐ打てるようになるが効くかどうかは別」と。

先生

鍼灸の学校を出た100人の中、ものになるのは1人だ。そのくらい治療は難しい。鍼とか灸、手はただの道具だ。それをどう使うか考えなければ治療はできぬ。以前鍼灸師と一緒に仕事をしていたが、その人たちはぎっくり腰が1回で治せなかった。ということは彼らが膝痛や五十肩を治すのは永久に夢物語だ。私が操法だけでぎっくり腰を治すのを見たとき、彼らは「操法は凄いですね」と感心していた。腰を治すのに鍼や灸より操法が一番効く。

記者

それでは先生の3つの治療、温灸と操法とヒーリングタッチのうちどれが一番効くのでしょうか、教えてください。

先生

それは症状によって違う。腰痛は操法がいい。ヘルニアになるとヒーリングタッチがいい。風邪には温灸だ。

記者

症状により違うのですね。でもその中でも先生が一番効くと思われるものはどれでしょうか?

先生

どれも効くが温灸がまず一番弱い。操法と念力ヒーリングは同等。私の治療は今はすべて念力を使うので温灸も念入り観音温灸、念力操法、ヒーリングタッチは念が主体で最近は触れずに思うだけで、できるようになった。

記者

すべて念力なのですね。そういえば遠隔治療は先生が相手の方のことを思うだけですね。思うことが念力ですか?

先生

そうだ。温灸や指圧は東洋医学。そして操法やヒーリングタッチは東洋医学ではない。それらは本来念とは無縁。それに念を使うようになったのは私が開祖。念力治療の極致が何もせず、ただ相手のことを思うだけの遠隔治療。

記者

ただ思うだけでも先生のは実際に治療できる基礎がありますから。他の超能力者や教祖は実際はぎっくり腰さえその場で治せないのに癌が治ると言い張る誇大妄想ですからね。

先生

私もかなり誇大妄想かもしれないが(笑い)。できるだけ科学的に現実的に実証的に研究を進めようとしている。

記者

いやいや先生は毎日、実際に病院で治らない人達を助けてあるのだから正統派です(笑い)。そういえば先生の所は看板に「病院で治らない人が来る所」と書いてありましたね(笑い)。あれは本気だったのでしょう?

先生

そうだよ。病院で治る人達は健康保険もきかない、高い治療代の私の所に来る必要はない(笑い)。大学病院、聖マリア、古賀病院のような大病院でも治らない時に私の出番だ。私の能力を最大限に発揮して助けてあげよう。

記者

現代医学は精密検査、あらゆる飲み薬に注射点滴、最後は手術と充実しています。医師は難関の医学部を卒業した秀才ぞろいです。彼らが治せない症状病気を先生は温灸と手、口、頭だけで治すのですから凄いです(笑い)。

先生

医師との頭の勝負だね。彼らより考える力が優れていなければ勝てない。考えて実験して結果を分析し、自然の治療法則を見つけ出す、帰納法。発見発明した治療法は、同じタイプの患者さんに使いさらに改良発展していく。

記者

少し難しいお話になりましたので、ここで具体的事例で説明してください。例えば先生得意の首のヘルニアについて。

先生

頚椎ヘルニアは医学では治り難く、手術になれば下手すれば首から下がマヒする。私の治療はこうだ。まず体の動きで判断する動診で、その頚椎ヘルニアのタイプを見分ける。そして後頭部と左右どちらかの中指の先端あたりに10秒触れる。その後動診が改善していれば貴女はもう治りだしている。改善が見られたらあとは何回かの治療で完全治癒。

記者

改善が見られてからはすぐ治るのですね。なかなか数回では改善が見られない例はありますか?

先生

たまにはある。1回目からすぐタイプが分かり5、6回で治ってしまう幸運な例と、10回位治療してもまだタイプを特定できない難しい例もある。それでもタイプが特定できたらその後は数回で治る。

記者

もとから病院では一生治らないのですから、先生の治療で何回かかろうと治れば凄いです。さて今度はまたまた先生得意の虫垂炎の治療についてお話ください。

先生

よくある例は病院で虫垂炎と診断され抗生剤を1、2週間飲んでいるが腹痛もおさまらず、食べれない、白血球も15,000もあり下がらない。来た時は前かがみでまっすぐ立てない。顔色は悪く吐きそう。動診をしてタイプを判断し、操法かヒーリングタッチで足の左右差を揃え、動きを楽にする。あとは温灸を何箇所かにして出来上がり。さあ立ってごらん。まっすぐ立てるだろう。顔色もよくなった。痛みも減っただろう。今日の夕食は食べれるよ。食べ過ぎないようにね。また明日来て。

記者

それであくる日はどうですか?もしかしてそれでもう治ってしまうのですか?

先生

大概うまく治るね。翌日病院に行ってから私の所に来て「先生白血球が8,000に下がっていました。お腹も痛くないです」

記者

どうして怖い虫垂炎がそう簡単に治るのですか?そんなこと私だけでなく誰も信じられません!秘密を説明してください。

先生

虫垂炎になりやすい体の状態を発見しているので、まずそれを治す。あとは抗生剤より効くように温灸を使うだけ(笑い)