幽界での治療

2007年11月分

記者

先生は椎間板ヘルニアや五十肩のような整形外科疾患も、滲出性中耳炎や緑内障みたいな耳鼻科、眼科疾患も、潰瘍性大腸炎や狭心症みたいな内科、循環器科疾患も全部同じようなものだといわれてますね?

先生

そうだよ全部同じような原因から起きる。まず先祖のお蔭遺伝子DNAの情報通りに60兆の細胞即ち体がある。

記者

まず遺伝的素質が最初にあるのですね。その他にどのような原因がありますか?

先生

食事が重要な要素だ。遺伝素質プラス食事によって体型や体質や性格が決まってくる。

記者

私は下半身が大きく、鼻水が出やすく、アトピーで喘息もちですが?

先生

小児の時の抗生剤、ステロイド剤により腸内細菌がダメージを受けてアレルギー体質になった。そして甘いものや果物が好きで、牛乳やジュース、野菜ジュース、玄米黒酢などを飲んでいる。

記者

甘いものは別として、他のものは世間の常識では体によい物ではありませんか?

先生

それらの物は桜沢式食物陰陽では陰性食品で体を冷やす、緩める、膨張させる、腫瘍ができやすい。睡眠時間は長くなり、朝だるく起きにくい。動作はスローモー、いじめられやすく、うつ病にもなる。冷え症、足は太くなり、近眼になり、白内障、猫背、喘息、慢性鼻炎、扁桃炎、中耳炎、歯肉炎、胃潰瘍、胃下垂、結核、生理痛、痔、頻尿、子宮筋腫、子宮脱、流産癖、不妊症、むくんだ太い足、顔は丸く大きく、全体的には水太りになる。

記者

私に当てはまる症状は多いです。それが食べ物が原因だったとは知りませんでした?

先生

食べ物は原因の半分、あとの半分は遺伝的素質にある。遺伝的なものは簡単には変えられないので、食事に気をつけるといい。さらに遺伝的素質を変えるのが私の治療なのだ。

記者

分かりました。自分で気をつけることができるものは自己責任なのですね。

先生

遺伝的なものはある程度あきらめも必要だ。釈迦の教えは運命は仕方がない、諦めなさいというものだ。

記者

一般的には体質や素質は変えられないので諦めるしかないですが、先生はその運命さえ変えられるのでしょう?

先生

ある程度はできる。体質を変え病気を治すことは可能だ。ただしその人が生活や考え方を変えない限り無駄だ。

記者

以前先生が言われた因果応報のことですね。症状病気には原因があり結果がある。先生が治療して症状が緩和しても、その人がそうなった原因を知り反省しない限りまたなるだろうし、治してあげても何にもならないのですね。

先生

世の中すべて因果応報。祖先の因果が子に報い、生まれてからは自分の心と日常生活が健康や運命を決める。

記者

例えば小児喘息ひとつとってもこの10年で2倍に増えたのは異常ですね。環境汚染や農薬問題はこの10年で改善されています。やはり病院の医薬品が最大原因でしょうか?

先生

最初にあげた抗生物質、ステロイド剤の乱用が原因だろう。現代医学は薬で小児喘息が治りもしないのに、気管支拡張剤や吸入、発作の時のステロイド剤を使い子供の体をボロボロにしてしまう。その責任は重大、天罰があたる。

記者

それに対し先生の治療は喘息体型を矯正し、胸や背中をさするものですね。それで治るから不思議でたまりません。

先生

面白いことに喘息には特有の体のくせ、歪みがある。これは何千人も治療をしているうちに気がついた。そしてその歪みをさっさと直せば喘息はどっかに消えてしまう。すなわち遺伝的か後天的にその姿勢体型になったおかげで喘息は出現している。治すのに気管支が狭いとか、炎症があるとか、アレルギーがどうのは全く考える必要はない。

記者

確かに先生はそれで小児喘息も大人の喘息もさっさと治されるから、誰も文句のつけようがありません。さらに先生の理論では急性の虫垂炎も歪みが引き起こすということですが?

先生

右半身が異常に縮んだ時に虫垂炎は起きやすい。だから左右のバランスをとりへその下の気海というつぼに知熱灸でもすればすぐ治まる。その場で痛みは緩和、顔色よくなり、食べれるようになる。あくる日病院の検査で白血球が正常値になっているはずだ。抗生剤を何日飲んでも収まらない虫垂炎はこのようにして治す。

記者

遺伝的な、さらにプラス日常生活的な原因で発生した歪みが痛みや病気、体質性格までも決めてしますのですね。

先生

そうだ。本来の東洋医学は鍼、灸、漢方、按摩導引を使って体の歪み直しをするものだが、現代の東洋医学は一見高級に見える西洋医学理論に毒されて、気の抜けたビールになってしまった。すぐ効かない東洋医学はありえない。

記者

先生の治療はすぐ効くので本物の東洋医学ですね。いつも治療を見ていてあっけにとられます。驚きの連続です。

先生

それはいいが、私の治療は温灸以外は東洋医学ではない。西洋医学でもない幽界の医学だ。

記者

幽界とは人が死んでから行く、あの世のことでしょうか?

先生

一般的にはそう思われているが、私の考えでは死後の世界はない。そしてあの世にあると皆が夢想している天国も地獄も幽界も霊界も今現実にここにある。その中の幽界で私が相手を治療するのが遠隔治療または念力の治療だ。

記者

現実の人間界と重複して幽界や霊界が存在するのですね。私は別の次元、世界にあると思っていました。

先生

幽界や霊界が存在するには生きたからだが必要だ。死んでからは幽界霊界は存在し得無い。それを私が保証する。