それが治せないと

2006年1月分

記者

先生の指先は鍼より効くと言われていますね。

先生

鍼と比べられると痛そうな感じでよくないが、私が指先で軽くタッチすると相手の全身が変化してよくなったり悪くなったりするのは不思議だ。

記者

先生が不思議がるほど本来はありえないことなのですね。そのハンドヒーリングについて皆様が少しでも理解できるように説明して下さい。

先生

東洋医学では経絡という生体エネルギーの流れを仮定している。その流れの渋滞混乱を痛みや病気の原因とする。診断法として脈を診る眼を見る舌を見るのが基本だ。その後治療として鍼灸漢方を使う。治療後特に脈がよくなっていればよしとし痛みや病気が治ってくれば診断治療が成功したのだ。

記者

よく分かりましたが足首関節炎の人や五十肩の人、首とか腰の椎間板ヘルニアの人、胃潰瘍や喘息の人達はなかなか東洋医学でも治りません。

先生

現代医学でも治り難いものだよ。東洋医学では鍼は百人に一人しか物にならないと言われているが、捻挫、寝違え、ヘルニア、五十肩等をその場で改善できない人は見込みはない。なぜなら整形的疾患が一番やさしくそれが治せないと病気は何も治せないぞ。

記者

でも色々と治っているみたいです。

先生

大体自然に治るのが多いからだ。五十肩も風邪もほっといても治るよ。何ヶ月も何年も治らぬ症状病気をすいすい治すのが本物だ。

記者

先生みたいな方は他にはいません(笑)先生がヘルニアや捻挫や五十肩や肋間神経痛や喘息や胃潰瘍を簡単に治すのを私は見ていて唯々世の中にこんな先生もいるのだなと感心しています。先生の治療は温灸、操法、ハンドヒーリング、念の4本建てですが経絡の調制をしてあるのですか?

先生

奇経を使った経絡治療ではあるが最近は生体磁場の調制と言っている。人体は生体電気を発生しており同時に生体磁場が存在する。

記者

皆様聞きなれない用語です。説明して下さい。

先生

脳波や心電図や筋電図は生体電気磁場の一部を測定している。死を迎えた時ピーッと波形が平坦になり生体は電気を発生しなくなる。いわゆる気とか霊とか魂の消滅。

記者

そういえば学校で神経は電気の流れと教わりました。生命エネルギーは電気的なものですね。

先生

物理学的にはね。化学的工場でもあるが(笑)

記者

一番興味深く不思議なハンドヒーリングの説明をお願いします。

先生

東洋医学の経絡や気とは別の次元から見て、不定愁訴や痛み病気等を生体磁場の狂いととらえる。ハンドヒーリング則ち私の指先が相手に軽く触れると全身の生体磁場が調制され、瞬間に改善又は治癒がみられる。

記者

その時経絡や気の異常も改善していると?

先生

当然だ。もっと分かり易く言えば、調制がうまくいった時は首、肩、背中、腰、膝等のコリ痛みが消える。同時に免疫系ホルモン系神経系の三位一体情報系コンピューターソフトも調制され内科的病気は改善し治り始める。はっきり言えば体のコリ痛み不快症状を改善解消できなければ自然に治るもの以外は何も治せない。

記者

現代医学でも東洋医学でも先程の様な整形的痛みがなかなか治らないのでは病気はさらに治り難いと。

先生

私のスクールでは普通の人でも整形的疾患は治せるようになる。さらに言えばそれが治せると病気は自然に治ってくるものだよ。