違いの分かる人々

2003年7月分

記者

先生と出会ってすぐ弟子にして下さいと頼んだ人達がおられたとか?

先生

私の価値が即座に分かった運の良い人々だ。

記者

例えばどんな人達?

先生

私がまだ東京で治療してた時、医大の医師が狭心症様の胸痛で治療に来た。医大では原因不明。私が診たら典型的心臓タイプの歪み。正体術矯正法で殆ど触れずに7秒で治した後、胸痛再発せず。医師しきりに感心して是非弟子になりたいと・・・。

記者

そりゃそうでしょ。

先生

自疆術の先生でイトウテルミー支部長50代女性。交通事故で数年間右手が後頭部に回らず自疆術2動が困難。正体術でその場で治し後頭部で両手が組め大喜び。ころっと態度が変わりご指導を。

記者

凄い切れ味ですね。先生がおいくつの時?

先生

20年前かな。当時は正体術一本で治してた。今は他に二本ある(笑)

記者

一本が三本になれば治療能力は三倍に?

先生

十倍になった(笑)20年前はかけ出しで経験も浅く未熟であったが・・・。3番目の方は中国医師。やはり中医の奥様が腰痛持ちで毎晩寝る前に腰をマッサージせぬといかんと・・・。奥様を正体術で治すとその後マッサージなしと喜ばれ「是非私に教えて下さい。中国にもありません。中医学院教授に見せたいので一緒に中国へ行きましょう。」と。

記者

正体術は日本独自のものですか?

先生

大正時代に高橋迪雄先生が考案された幻の秘術だ(笑)特徴は相手に殆ど触れずに矯正してその場で著効がある点。

記者

瞬間にそれ程効くのは珍しいですね~。

先生

全身の筋肉骨格を自力で瞬間に矯正。その結果坐り方歩き方人相まで変わり本来一生変わらぬ体質が変わる。例えば長年胃弱で痩せていて太るのが夢だった人。食事も小食だったのがご馳走を全部食べれるようになり太った。長年の腰痛便秘が瞬間に同時に治った70代の婦人。首の腫瘍の手術後左肩だらりと落ち左手が40年左耳に届かなかった50代婦人。私の治療で一回で左手上がり私を拝まれた(私も合掌)。

記者

その正体術をスクールで教えて下さると・・・。

先生

もちろん三本柱の一つで教える。受講生で片頭痛の人を治した人。友人の子の滲出性中耳炎を治した人。三ヶ月経過のご主人の捻挫を一回で治した人。三人共私の弟子、普通の奥様だ。この方達は私が教えた通りされたまだ入学後まもない方達。

記者

先生が出るまでもなくお弟子さん達で気功や超能力より凄いですね。

先生

私の教えるものは正統派の医術だ。先程の中医は気功協会理事だ。気功や太極拳の先生、ヨガの先生も私の弟子だ。鍼灸師、柔整師、整体師、医師、看護師もおられる。悩み苦しむ人達を助けてあげたい治してあげたいと願う人は私の所へ来たれ。金もうけを望む人、態度の悪い人、横着傲慢な人は私に近づくことができないだろう(笑)そういう波長を私は発する。

記者

先生が治療にあきたらず治療を教える方に進まれるのはなぜですか?

先生

私の師、操体法の橋本敬三医博は言われた「治療など下の下だ」と。則ち病は各自の生活に原因がある。それを指摘し改善を指導するのが私の役目。「上医は未病を治す」と温古堂の仰る通り。